赤ちゃんの歯磨きいつから始める？歯ブラシの選び方とコツ

赤ちゃんの歯が生え始めたら気になるのが歯磨きですよね。
でも、いつから始めたらいいの？一日に何回？もし嫌がったら？と疑問も多いと思います。
今回は赤ちゃんの歯磨きの気になる疑問やコツ、歯磨き嫌いにならない為の方法をまとめてみました。

いつから？

歯磨きをはじめるのは最初の歯が生えたら歯磨きをスタートさせましょう。

歯が生え始める時期については個人差があり、早くから生える子もいれば1歳を過ぎても生えない子もいます。
初めのうちは歯をきれいにするというよりは、歯磨きに慣れさせていくという気持ちで大丈夫です。
この時期は唾液も多いので、十分に清潔に保てます。
そして初めから、歯ブラシを使わない方がよいでしょう。
赤ちゃんにとっては、全てが初めてなのでいきなり歯ブラシを入れて驚かせてはいけません。
まずはガーゼで歯磨きをしていきます。
口の中に物が入ってくることに、慣れるさせることから始めましょう。

歯磨きのタイミング

歯磨きに慣れるまでは、ご機嫌の良い時を選んで磨いてあげましょう。
慣れてきてからは食後に磨くのもよいですね。
特に睡眠時には唾液が減り菌が増えるので、寝る前には歯磨きしてあげるのがいいですよ。

歯ブラシの選び方

大人が仕上げ磨きをしてあげる時も、赤ちゃんにも歯ブラシを持たせてあげます。
そうすることで遊びながら歯ブラシに慣れ、歯磨きを嫌がる事を防ぎます。
赤ちゃんに持たせる歯ブラシは、飲み込み防止になっているものを選ぶとよいでしょう。

仕上げ用の歯ブラシはヘッドが小さく毛先が柔らかいもの、ギザギザではなくフラットなものを選びます。
とてもやさしい力で磨いても、汚れは落ちます。
赤ちゃんの歯はまだ柔らかいので、ゴシゴシと磨いて傷つけないように気を付けましょう。

また、歯磨き粉は赤ちゃんが、嫌がる場合は使用しなくても大丈夫です。
色んな味がついている物も多く販売されていますから、気分転換に使用しても良いですね。

歯ブラシは歯の面に直角に当て、
赤ちゃんの歯はまだ小さいので細かく磨く事が大切です。
歯茎を傷つけないようにも気を付けましょう。

赤ちゃんが嫌がったら？

なかなか口を開けてくれない赤ちゃんも、嫌がって泣き出してしまう赤ちゃんもいると思います。
こんな時は赤ちゃんも大人も辛いですよね。
無理は禁物です。
間違っても無理やり口を開けて行ってはいけません。
赤ちゃんがリラックスして、楽しく感じられるように工夫しましょう。
いつも抱っこしてもらっている体勢での歯磨きは、安心感を感じれるかもしれません。
大人が歌を歌ってあげるのも楽しくて良いかもしれません。
歯磨きを「しなければいけない」と思わず、スキンシップの一部だと思ってしてみてはいかがでしょうか。

そして、たくさん褒めてあげてください。
本来、口の中を触られるのは苦手なものです。
なかなか口を開けてくれない事にイライラしてしまっては逆効果です。赤ちゃんも嫌な気持ちになります。
大人が優しくたくさん褒めてあげることで、楽しい時間にできるといいですね。