共働き子育て妻は、夫の倍以上働いてる!「家事をしない勇気」も必要
共働きで子育てをしている夫婦の妻にとって、仕事でクタクタになって帰った後に、家事と育児をしないといけないことは、心身ともにとてもつらいものです。
やらなくてはいけないことは山積しているのに、体も動かないし心は折れそう……。そんな妻であるみなさんに持ってほしいのは「家事をしない勇気」です。
■【家事をしない勇気】とは
子育てをしながら共働きをしているママは、頑張りすぎている方がとても多いです。
仕事に精神をすりへらしながらも「仕事で子どもに寂しい思いをさせている分、家では甘えさせてあげなくちゃ」と考え、
家事についても「育休中に比べて全然できていない。しっかりやらなくちゃ」と、自分を追い詰めてしまいがちです。
家事を頑張りすぎてしまうと、子どもと過ごす時間が少なくなり、常に片手間で相手をしている状態になってしまうことも多いですよね。
そうなるとまた「寂しい思いをさせてしまった」と自己嫌悪になってしまったり、家事に参加できない夫に対して「どうしてわたしばかり」といらだってしまうこともありますね。
そんなとき、持ってほしい勇気こそ「家事をしない勇気」なのです。
■まずは【しない家事】を選別する
この記事を読んでいるママたちのほとんどが「じゃあ家事はどうすればいいの」「結局私がしなくてはいけないんじゃないか」と感じるかもしれません。
たしかに、やらないと家庭が成り立たない家事もあります。しかし【やらなくても意外と生活できちゃう家事】も存在するはずです。
これは各家庭によって異なると思いますが、筆者の家庭では平日の【掃除】をやめました。
食べこぼしなどの著しい汚れだけはその場で取りますが、掃除機などの掃除は思い切って休日のみに割り切ってしまいました。
そのほかにも、週に数回料理をやめてお惣菜にすると決めてしまうなど、【これはしない】という家事を決めると不思議と気持ちが軽くなるかもしれません。
■家事代行サービスやファミリーサポートを利用する
家事代行サービスは、まだまだ【頼みにくい】と考えている方も多いと思います。
しかし、実際に頼んでみるととても便利なサービスです。筆者が実際に家事代行を頼んだのは、2人目の子供を妊娠して、家事が難しくなったときでしたが、
頼みたい家事を明確に決めておくことでスムーズに依頼できました。
ふだんなかなか手が出ない水回りの排水口などの掃除や、かがんでの作業が難しいトイレ掃除、キッチンのシンク、ガスレンジの掃除など、
自分が普段時間と体力がなくてできない部分をしっかり清掃してもらえ、とてもさっぱりしました。
また、育児を定期的、または一時的にサポートしてもらう自治体のファミリーサポートサービスも、利用してみるととても便利なサービスです。
ママのリフレッシュデーを作って、その日はファミリーサポートの方に子供のお迎えに行ってもらい、預かってもらうこともできます。
日々頑張りすぎている、また自分のために使う時間がないママには嬉しいサービスです。
■おわりに
共働きで子育てをしているワーキングマザーたちは、自分が頑張りすぎていることに気が付かない、または「みんなこうして頑張っているから」と無理をしがちです。
また、自分だけが「できない」と判断して、家事代行を使ったり、日々の家事を【しない】ことに罪悪感を感じてしまいます。
しかし、実際にはどのママも頑張っています。自分の頑張りを認め、自分のキャパシティを超えている家事については、【しない勇気】を持つことも時には必要です。
ママの笑顔は家庭の笑顔。ママが無理をしすぎないことで、子供、パパも笑顔あふれる家庭になっていくのではないでしょうか。
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