子育てに欠かせない良好な夫婦関係!?それを阻む男と女とは
共働きという忙しい生活の中で、子育てをしていくという事は本当に大変な事ですね。
子育てで必要な人とは誰でしょうか?それは、子供の親である夫婦です。なので、夫婦関係がとても良好であるという事は、子供にとってもとても大事な要素になってきます。でも、忙しくて話す時間もないとか、配偶者は協力してくれないと感じている夫婦もいます。
実は、男性と女性の考え方の違いを考え、言葉を選ぶことで今まで感じることができなかった配偶者からの協力を得ることができるという事をご存知でしたか?
今回は、夫婦関係は良好で、しかも共働きでも子育てを楽しめる方法をご紹介したいと思います。
女性が仕切り出すのはなぜ?
夫または父親の方にしてみたら、家にいると妻の小言が多くて耐えられないから家にいるのが嫌だと思っている人もいます。
でも、女性がそうした「仕切り」を家の中で行ってしまうには理由があるのです。
家の中で仕切り始める女性の気持ちは、「私は助けを必要としているの。でも、私を助けてくれる人は誰もいないわ。だから私がしっかりしなくてはいけない。」と思っているのです。
なので、夫の支えが自分にはあると実感したとき、夫に対しても家族に対しても仕切るという事はしなくなります。なぜなら、心が満たされてくるので満足や安心感の比重が高くなってくるからです。
でも、夫の皆さんは「家族や妻の安心のために稼いできているじゃないか。それで安心や満足をしないのは我がままだ」と感じるかもしれませんね。確かに男性にしてみたらお金を稼ぐことが家族への愛を示す形かもしれませんが、女性にはそれは愛とは感じないのです。なぜなら、男性と女性では考え方や感じ方が全く違うものだからです。
夫ができる対応
では、男性はどのようにしたら、自分が妻を支えたいと思っていることを、妻が分かるようにすることができるでしょうか?
まず、妻が仕切り出した時に腹が立つかもしれませんが、怒らないで聞き流しましょう。
そして、妻の代わりに自分が仕切るようにしましょう。
例えば、妻は子供に「宿題をしなさい。それから明日の学校の用意は終わっているの。学校からの連絡は何かないの?いつも急に言うんだから!!」と仕切り始めるとします。いつもは、子供の後に夫にも「いつまでもダラダラしていないで、片付けぐらい手伝ってよ。」と小言が始まります。
でも、この時に夫はできることがあります。妻が子供に仕切った時に妻の味方になって物事を仕切りましょう。
妻が「宿題をしなさい。それから学校の用意は終わっているの。」と言った時に、あなたも「そうだね。宿題は終わったの?ゲームはそれからにしたほうがいいね。学校の用意も大事だよ。お母さんの言うように先に行ったほうがいいね。」と言えますね。
その後に「何か手伝おうか。」と妻に尋ねてみましょう。
やり始めの時は妻も不審な目であなたを見るかもしれませんが、機会がある度に行う事によって、妻はあなたに家族のリーダーをゆだねるようになります。なぜなら、夫が自分の味方になってくれたという事が妻にとっては何よりも安心や満足を感じるからです。
夫は、なんで協力しない?
母親であり妻である皆さんは、このように感じているのではないでしょうか。自分ばかり働いて、家ではくつろぐだけの夫を見てうんざりしていますか?
でも、このような夫になったのには理由があります。そして、その理由の一つに妻が発する言葉や言動が原因になっている事もあるのです。
ここで、妻の皆さんに質問があります。「一番最近で、夫に感謝の言葉を伝えたのはいつですか?」
自分も働いて大変なのに、なんで夫に感謝をしないといけないと感じるかもしれませんが、夫にもっと協力をしてもらいたいと思うのなら、感謝の言葉は欠かせません。理由は、男性特有の考え方にあります。男性の多くは、目的達成を大事に考える思考を持っている人が多くいます。
つまり、妻からの感謝の言葉によって、自分は妻を喜ばせた、自分のやったことは無駄ではなかったと感じます。そして、さらに喜ばせるためのことを考えるようになります。
でも、ほとんどの男性が考える「妻が喜ぶこと」と、女性が考える実際にされて嬉しいことには、大きな違いがあるという事を知りません。これは男性と女性の思考の差なので、男性に察して理解しろという事は無理な話なのです。
妻ができる対応
男性には親切な言葉で、でも率直にしてもらいたい事を話す必要があります。例えば、ゴミ出しをお願いしたいとします。「お願いがあるの。ごみを出してきてもらえる。」と軽い感じで伝えましょう。
もしかしたら、夫はブツブツと文句を言いしぶしぶとやっているように見えるかもしれません。でも、この時が感謝する絶好のタイミングなのです。
夫の言う文句には、「こんな単純な事で妻は感謝をしてくれない。自分は認められないような仕事をやらなければならないのか。」という心の葛藤があります。
なので、ゴミを出してきてくれたら「ゴミを出してきてくれてありがとう、とても助かったわ」と感謝の言葉を必ず伝えましょう。この感謝の言葉が、夫の心にとって何よりの報酬になります。
夫に感謝の言葉を伝えることは、夫との関係を良いものにするだけではなく、子供にとっても良い影響を与えることになります。
子供は、母親が感謝をしない人を尊敬することはないでしょう。子供と父親の関係を良いものにしたいと思うのなら、夫への感謝の言葉と伝えることは大切なことになってきます。
もし夫が、お願いしたことが上手にできていなくても、批判をしないようにしましょう。やり方を知らないだけなのかもしれません。それなら、やり方を教えましょう。
もしかしたら、あなたとやり方が違うだけなのかもしれません。それなら、夫のやり方を尊重しましょう。この時に批判の言葉を夫に伝えるなら、元の「何もしない夫に」戻っていってしまいます。
【まとめ】
いかがでしたでしょうか?
夫も妻も子育てをしていくうえで欠かせないパートナーです。でも、男性と女性の違いのためにチームワークがうまくいかなかったかもしれません。
今回の方法は、1度行ったからといって劇的に状況が変化をするわけではないでしょう。でも、行い続けるなら、半年後、1年後、3年後と言った長期的な面で考えると変化を見ることができます。
相手を変えることはできません。状況を変えたいと思うのなら、自分が変わっていくしかないのです。
ぜひ、今回の情報を参考にチームで子育てを楽しまれてください。
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