子供が自転車に乗るときにヘルメット着用してる?意外と知らない正しい選び方と被り方
春の暖かい陽気に誘われて、親子でサイクリングに行きたい気分になりますね。そして、自転車の練習を始めるというお子さんもいらっしゃることでしょう。そんな時、お子さんは、ヘルメットを着用していますか。既にヘルメットを持っている、着用しているという方もいらっしゃるでしょう。ここで、ヘルメットの正しい選び方と被り方をご紹介します。
1.ヘルメットは、なぜ必要なの?
ヘルメットを着用する理由は、命を守るためです。ヘルメットを被っていたからこそ、命を守ることができた事故は、たくさんあります。今では、デザイン・機能性に優れたヘルメットが多くあります。自動車から、または歩行者や他の自転車から目立つデザインを選び、熱中症にならないよう通気性の良い、自分に適切なものを選ぶことをお勧めします。
2.ヘルメットの選び方
最初に、ヘルメットの選び方をご紹介します。
1.額から後頭部の一番外側を測る
2.頭の形を確認してみてから、ヘルメットのサイズや形を選ぶ
3.ヘルメットがフィットしているか、試着してみる
4.通気性の良いものかを確認する
※店頭に、ヘルメットのサイズと年齢の表があれば、参考にしてください。
日本人の頭を上から見たときに、日本人には丸形の東洋型が多く見られます。しかし、中には、楕円形の欧米型の人もいます。ヘルメットを選ぶときに、ポイントになるのが、頭の周りの長さです。メジャーが無い場合は、紐で代用し長さを測ります。
同じ頭周でも、東洋型と欧米型のように、頭の形が、人それぞれ異なっているので、ヘルメットを選ぶ際にはヘルメットの形に気をつけましょう。日本製のものには丸型の頭に合うように作ってあるものが多いです。
海外製のものは、欧米型の頭にあうように横幅が狭いものが多いです。頭の形には個人差があるので、頭にフィットするか、必ず試着しましょう。
そして、子供は成長期で頭の大きさが変わってきますので、その都度、頭の大きさに合ったものに交換しましょう。
3.ヘルメットの被り方
次に、ヘルメットの被り方をご紹介します。
1.ヘルメットの位置は、頭に水平になるように、眉の上すなわち眉の少し上の位置で着用します。
2.あご紐は、指1本位入る余裕を残して絞めます。
3.「眉の少し上」というのは、眉に被るくらいにヘルメットを着用してしまうと、後頭部が守れません。その逆もあります。そして、あご紐の隙間についてですが、指1本入るくらいの余裕を残すのは、きつく絞めすぎてしまっても苦しくなってしまうのと、余裕がありすぎると、ヘルメットが外れてしまいます。
そして、注意点があります。
2.大人が、子供にヘルメットの着用をしてあげましょう。
3.ワンタッチバックルを締める際に、ヘルメットが子供の頭に適切な大きさか確認します。
3.バックルで、子供のあごの肌や髪の毛を挟まないように気をつけます。
4.おわりに
自転車の練習をする始めから、必ずヘルメットをするようにしていると、成長してからもヘルメットを着用する習慣が身につきます。法律上は、道路交通法でヘルメットの着用が努力規定として設けられています。現在は、ヘルメットを着用しなくても罰則はありませんが、命を守るためにヘルメットの着用を習慣化すると良いでしょう。
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