こう言えば男は動く!夫が自主的に子どもの相手をしてくれる言葉かけのコツ
「うちの夫は何もしてくれない」というママと「積極的に参加してくれてすごく助かってるの♪」というママ、どこがどう違うのでしょう?
もちろん、パパ自身の考え方や性格もあるとは思いますが、あきらめる前に「パパをその気にさせる一言」を試してみませんか。
Contents
パパをその気にさせる言葉1
「ほんとに●●ちゃんはパパが好きね〜」
第一歩として「子どもとパパとの両思い状態」を作ってあげましょう。
男性は恋愛をするとき「自分がいいと思った女性」以上に「自分に好意を持っている女性」が気になってしまう傾向があるそうです。この心理をうまく利用します。
まずはパパに「この子は俺のことが好き」と思わせるのです。好きと言われて悪い気がする男性はいません。まして相手はかわいい子。好かれたら相手を好きになる、という心理を利用して、パパの中での子どもの存在を「気になる」→「好きかも」→「好き」に格上げしていく作戦です。
まだ寝返りが打てない時代から有効です。早いほうが効果的ですが、いつ初めても遅くはありません。すぐにでもスタートしてみましょう。
パパをその気にさせる言葉2
「パパに遊んでもらっているときが一番嬉しそうね〜」
普段子どもと接しているママにそう言われて喜ばないパパはいません。「子どものこんな表情を引き出せるのは俺だけだ」というプライドをくすぐります。
男性は競争したい生き物です。数々の障害を乗り越え自分が一番を勝ち取ることに「男のロマン」を感じているのでしょう。「子どもを一番喜ばせている俺」という状態にうっとり酔うのもロマンです。
たまたまパパが子どもの相手をしてくれたときに、さりげなく挟み込むのがおすすめです。
さらに強調したいときは、演技でいいので「悔しいけど」と入れると「勝利の気分」が盛り上がります。
パパをその気にさせる言葉3
「こういう遊びは父親じゃないと無理ね」
外で走り回ったり、ボール遊びをしたり、家の中でも高い高いや肩車など、アクティブに体を使った遊びはパパの得意分野。少々荒っぽいけれど、そこがまた子どもには楽しかったりするんですよね
パパが体を使った遊びで子どもの相手をしてくれるときはチャンスです。
「こういう遊びは父親じゃないと無理ね」「さすがパパ!」と感心してあげると、パパは「頼られている」と感じ、また気分よく遊んでくれるでしょう。
いかがでしょうか?
もしかしたら「言葉でパパを乗せるなんて面倒くさい」と思ってしまったママもいるかもしれませんね。
でも、私たち母親と父親とは感覚が違うのです。わたしたちは「子どもがかわいい、子どもと遊びたい」という気持ちは親ならば無条件で持っている、と思ってしまいがちですが、その強弱には大きな個人差・男女差があります。
子どもを産んだママに比べて、パパに子どもがかわいい、遊びたいという気持ちがあまり強くないのは、あるは程度しょうがないことかもしれません。もともと「何もしない系」のパパだって、言葉のかけ方ひとつで変わる可能性があります。
パパが子どもの相手をしたくなる言葉かけをして、上手に背中を押してあげてくださいね。それが将来の親子関係のベースにもなるのですから。
(ライター・曽田照子)
子育てNGワードの専門家。著書に『子どもが自信を失う66の言葉』学研パブリッシング『子どもに言ってはいけない55の言葉 (マミーズブック)』メイツ出版等多数。
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