お弁当に冷凍食品禁止!?保育園や幼稚園が重視する食育とは
春から子供を保育園や幼稚園に、通わせるママたちの中にはお弁当作りに頭を悩ませている人もいることでしょう。
最近、お弁当に冷凍食品を禁止としている幼稚園が話題となっています。なぜ、そんなルールが存在するのか、その訳と冷凍食品禁止にもめげないお弁当作り術を紹介します。
■なんでダメなの!?冷凍食品
冷凍食品禁止なんてルールができた背景には、文部科学省が定める幼稚園指導要領があります。
平成21年から実施されている、新しい指導要領には正しい食生活をつける食育に取り組むことが義務付けられているのです。
これにより、保育園や幼稚園では以前よりも食に関する取り組みが重視されるようになりました。
お弁当持参の保育園や幼稚園であれば、バランスのよいお弁当なのかチェックする。
これも、食育の一環ということなのでしょう。
冷凍食品が一概に悪いとは言えないと思いますが、一定のルールを定めることで、食に関する教育を園児全体で公平にする狙いがあるのだと思います。
■目指そう!食育弁当
保育園や幼稚園の先生たちは子供に対してとても丁寧な言葉遣いをします。
ちょっと度が過ぎるのでは?と感じることもしばしば。
ですが、言葉は大きくなるにつれて、乱れてくるもの。
幼いうちは、度が過ぎるほど丁寧なぐらいがちょうどよいのかもしれません。
食も同じこと。
大きくなるに連れて、添加物の多いものやバランスの良くない食事を取らざるを得ないことが増えてきます。
ですから、幼いうちはなるべく安心なものを食べさせてあげたいものです。
冷凍食品が禁止かどうかに関わらず、この際、食育弁当を目指してみてはどうでしょうか?
■時短!お弁当術
実は幼児のうちは食べる量が少ないので、意外と冷凍食品を使わなくても埋まることが多いんです。
それでも、朝の忙しいときに全て作るのは大変……
であれば、こんなわざで乗り切ってみてはどうでしょうか?
1.手作り冷凍食品
冷凍食品がだめなら、オリジナルの冷凍食品を作りましょう。
夕食にハンバーグを作ったら、お弁当用にも作ってフリージング!
からあげやきんぴらごぼう、ホウレン草のお浸しなどもフリージングOKです。
ただし、市販の冷凍食品とは違い早めに使い切ること。
また、詰める前には必ず、中までしっかり加熱しましょう。
加熱の際は、電子レンジが便利ですね。
2.ご飯メイン弁当
チャーハンやオムライスなどご飯がメインとなるお弁当ならおかずが少なくてすみます。
野菜やお肉を混ぜこんであるから、バランスだって悪くありません。
かわいい形に成形すれば、大喜び間違いなしです。
チャーハンもフリージング可能です。
フリージングを使えば、朝でも楽々ですね。
3.便利調理器具
調理器具の選び方もポイントです。
今やなくてはならない電子レンジはもちろんですが、オーブントースターなどタイマー設定できるものは便利です。
フライパン用のアルミホイルも忙しい朝の救世主です。
焦げ付かないし、洗いものが減るので助かります。
そして、調理用ハサミも必需品です。
包丁より手軽に、まな板を使わなくてすむのがメリットです。
■最後に
いかがでしたか?
お弁当作りが苦手なママもちょっと工夫すれば素敵な手作り弁当が出来上がります。
ちょっと見た目が悪くても、そこにはたっぷりの愛情が入っているのですから、自信を持ちましょう。
楽しんでお弁当が作れるよう応援しています!
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