ママって楽しい!共働きで子育てしてよかったエピソード3選
共働き世帯が増加し、待機児童の問題もなかなか解決しない状況が続いています。子供ができたら、女性は仕事を続けるべきか否か迷う人も多いのではないでしょうか。どちらにせよ、メリットとデメリットはあるものです。今回は共働きで子育てをしてよかったと思えたエピソードをご紹介します。
■金銭的ゆとり
共働きのメリットと言えば、やはり金銭面です。子供を預けたりするコストがかかるものの、やはり2人分の収入があるわけですからプラスになります。
息子のクラスには、毎年家族で海外旅行をしているMちゃんがいます。クラスのお友達にはとてもうらやましがられているし、Mちゃんもその旅行をとても楽しみにしているそうです。
Mちゃんの両親は共働きで、金銭的にはゆとりがあるようです。
金銭的にゆとりがあるからと言って、何でも買い与えたりするのは子供のためになるとは言い難いですが、子供の頃から色々な経験ができることは、将来にプラスになることでしょう。
Mちゃんは、自分から英語を習いたいと言い始め、「将来は海外を飛び回る仕事がしたい」と夢を語ってくれました。
共働きだからといって、Mちゃんのようなゆとりがあるとは限りませんが、子供の可能性を広げるためには金銭的な余裕は力強い味方です。
■子供の自立心
これは、筆者が共働き時代に感じたことです。
息子は小さい頃から人見知りで、引っ込み思案でした。同じぐらいの子供たちと遊ばせても、なかなか親から離れられず、馴染むまで時間がかかっていました。
私が働き出したことで、必然的に母親から離れる時間が長くなり、初めのうちは不満だったようですが、だんだんと周囲の環境に慣れ、楽しみを感じられるようになりました。
何よりも、自分からお友達に声を掛けられるようになり、周囲の大人とも関われるようになったのです。
私は、仕事がどういうことなのか、どうして仕事するのかを息子に話して聞かせました。
きちんと理解できないとしても、母親も一生懸命なんだということが伝われば、子供も納得できます。
家に母親がいないというのは子供も不安だと思いますが、自分で乗り切ろうとする力が付くのは間違いありません。
家に帰ったら、一日のことを聞いてあげるなどフォローしてあげることで、子供との絆も薄れることはないと思います。
■夫婦仲がよくなる
これは友人Yさんのエピソードです。
Yさんが専業主婦で子育てを必死にやっていたころは、夫婦はお互いが「忙しい、忙しい!」ばかり言っていて相手のことを思いやる余裕がなかったそうです。
Yさんが就職してからは、夫も家事を手伝ったり、保育園のお迎えに行ってくれるようになりました。Yさんが仕事に行っているのだから、必要に迫られて……ということでしょうが、夫も子育てと家事の大変さを実感し、少しずつ手伝う分量が増えてきたと言います。
また、Yさんも外で働くことの辛さも感じ、夫のことを気遣えるようになったそうです。
子供も母親にべったりだったのが、父親と接する機会が増え、子供と父親の絆は以前より深まったと感じるそうです。
夫婦がお互いの気持ちが理解できるようになり、忙しいはずなのに、ストレスは少なくなったというよい例だと思います。
夫婦仲が良くなれば、子育てもうまく回りますから、共働きがプラスに転じたということですね。
■まとめ
共働きで子育てすべきかどうか迷っている方には参考になれば幸いです。
何か些細な問題が起きたときに、「共働きだから……」と悲観的に思ってしまったり、周囲から指摘を受けることもあるでしょう。
でも、共働きでも子供へプラスになる効果は必ずあるものです。
プラスの効果を信じて、仕事にも子育てにも前向き取り組んでいきたいですね。
この記事を読んでいる人は
こんな記事も読んでいます