共働きでも生活費のやりくりが大変!意外と気づかない出費の盲点3つ
共働きでそれなりの収入があるにもかかわらず、なぜか毎月生活費がギリギリ……。子ども達は小学校にあがり、親の手もかからなくなってきたというのになぜ?
生活費を気にかけつつ、そんな疑問を解消できないままになっていませんか?今回は、そんな疑問にお答えすべく、様々な角度から見た、見落としがちな生活費の盲点をご紹介します。
【1】地域のスポーツクラブや習い事
男の子は野球やサッカー、女の子はピアノや英語など、今はあらゆるジャンルの習い事や、スポーツのクラブチームが存在します。低学年のうちは、参加する機会が少ない方なので、それほど負担はありませんが、高学年になるにつれ、練習日数や時間などが増えると共に、外出する頻度も高くなります。
筆者の経験を例に挙げると、地域のミニバス(小学生以下のバスケクラブ)に加入した我が子のチームは、平日の夜3日、土日はお昼をはさんで半日の練習が、毎週ありました。
平日の練習時は、帰るともう夕飯の時間になるので、親の当番日にあたるとほぼ買い弁や外食ですませるしかなく、その出費が意外と痛かった記憶があります。
土日は子どもにはお弁当を持たせますが、練習が終わる夕方には、お腹を空かせて帰ってくるので、夕飯の前に軽く食べられるものを作ったり買ったり……。
試合があったら、その日は一日のほとんどを外で過ごすことになるので、ますます出費が重なります。たとえ練習試合であっても、電車や車を使わないと行けないような遠征も多々あり、意外と交通費も重なります。
一日に使うお金はたいしてかかってはいないので、なんとなくやり過ごしてしまうパターンです。子どもの楽しみでもあるので、そこを削るわけにはいきませんが、それでももう少しやりくりできたのでは?と、今は痛感しています。
【2】おもちゃの単価
何から何まで揃うこの世の中。とても便利ではありますが、逆に、物に対する愛着がわきにくい環境になっている気がします。
ゲームはその典型です。単価が高い上、次から次へと新作が出るので、長続きすることがありません。
最近は子どもにスマホを持たせる家庭も増えてきました。スマホのゲームは無料のものもありますが、いつでも使える環境下だと、通信費もバカになりません。そもそも携帯の単価自体が高いのですから……。
それから、子どもの年齢にもよりますが、戦隊ものやカードなどのグッズも、ひとつあたりの単価は安いのに、サイクルが早くて結果的に大きな出費となることもあります。ちょっと前に流行った妖怪ウォッチのグッズの場合、物によってはレア品となり、オークションにかけられて高値で買わされるケースもあるくらいなのです。
誕生日やクリスマスなど、特別な日以外では買わない方針にした方が賢明ですね。ただ、流行りものの場合、友達がみんな持っててうちの子だけが持っていないから……。という流れになりやすいので、親子ともに強い意志を持つしかないと思います。
【3】収入の管理ができていない
そもそも論になってしまいますが、共働きの場合特に、お互いのお金の管理がしっかりできていないことが多く、あればあるだけ使ってしまう傾向があるようです。
ある程度決まって出て行くお金の場合はかえって管理しやすいのですが、食費や交際費などの流動的なお金については、臨機応変に対応するのが当たり前になっていませんか?
できれば家計簿で管理をつける、小遣い制にするなど、子どもに対してだけでなく、親自身もお金の使い方を見直すことも、必要かも知れませんね。
【おわりに】
実は、子どもが小学生のうちが一番貯金をできるタイミングだということをご存じでしょうか?中学までならギリギリ……。高校生になると、一気に生活費の出費は増えます!学費もボーンと跳ね上がるので、貯金していないとかなり危険です。
共働きだといっても、過信は禁物です。お互い貯蓄があると勝手に思っていて、実際はどちらももっていないということは、意外と多いのです。そんな落とし穴にハマらないよう、今からでも見直していくことをお勧めします!
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