他人任せじゃだめ!家庭でもやっておくべき子供の食育のコツ2選
食育、家庭でもやっていますか?学校や保育園に任せっきりじゃないですか?子供の頃にしっかりとした食育を受ける事で将来の生活習慣病予防にもつながります。ここに挙げる方法は、簡単で子供だけでなく大人にとっても役立つものばかりですので、思いついた今!すぐに始めてみましょう。
たかが食育、されど食育!
今、保育園や幼稚園、学校などでも積極的に食育が取り入れられています。
これは政府が国をあげて食育推進のための働きかけをしているためで、特に子供の食育に関しては、将来的な生活習慣病の予防を視野に入れているため重要な役割を担っています。
とは言っても、子供は野菜嫌いな子が多いもので、いくら将来のため、健康のためと言っても理解できない事がほとんどです。
どうして自分のためになるであろうことに興味が持てないのか、受け入れができないのか……?
応えは一つ、その食べ物(食材)に対する興味がないからです。
そこで重要になってくるのが、食育なのです。
食育は、食べ物、食材への興味や関心を育てるための働きかけですので、そのやり方によっては大きな成果に繋がるのです。
食材を育てる事から始めてみる
子供の食育で最も効果が早く、そして高く現れるのが、食材を一緒に育て、作る事です。
アパートやマンションなどの集合住宅でも、プランターを使って簡単に始める事ができます。
まずは初心者でも簡単で失敗の少ないピーマンや小松菜などで始めてみると良いでしょう。
種をまき、水やりを一緒にやって芽が出た時の喜びは大きなもので、それを機に、【生きているものの世話をする】という芽生えにもつながっていきます。
成長し、花が咲き、初めての実、そして収穫。
その一連の流れを体験させる事で、嫌いな野菜でも「食べたい」と思うようになるので不思議です。
こんなちょっとした体験が、その食材に対する意識を変えてくれますので、家庭における子供の食育として取り入れてみてはいかがでしょうか。
キッチンに一緒に立つ
まだ小さすぎる子供には無理ですが、キッチンに一緒に立ち、食材に触れる機会を設けてください。
危険が伴う作業はもちろんさせてはいけませんが、野菜を洗うなどは一緒にやっても問題ないものでしょう。
例えばピーマンを半分に切って洗う時、中に種がたくさん入っている事に気が付くでしょう。
「こんな風になってるんだ」と気づく事が新たな疑問を生み、子供の食育に役立ってくれるのです。
まだハイハイなどの小さな子供の場合は、キッチンセットのおもちゃなどを使っても良いでしょう。
また、おんぶをして食事の支度をしても良いですね。
ママの肩越しに見える調理風景は、それだけでも子供の食育としては大きな効果があります。
大好きなママがやっている事には、ただならぬ興味を持つのが子供です。
それを上手に利用して、食に対する興味と関心を持たせるようにしていきましょう。
「今日のごはんには、これが入っているんだよ。どこだかわかる?探してごらん」のように、目の前に並んだ食事の中に入っている野菜などを見つける作業を、ゲーム風にしても楽しめるでしょう。
そうする事で、今までは嫌って食べなかった野菜も「変な味、しないんだ」と気づき、自然に食べるようにもなっていきますよ。
栄養学はさておく
子供の食育で大切なのは、興味や関心を持つことで食べず嫌いを排除していく事です。
見た目が嫌でも、実はおいしい、変な味なんてしない、と言う事実さえわかれば、子供の好き嫌いはなくなります。
そのために大切なのが、食材に関する正しい情報と調理の工夫なのでしょう。
大人になれば好き嫌いはなくなっていく、と昔の人は言いました。
ですが実際は、大人になっても好き嫌いは治らないと言う人が多いのが現状です。
そのため、生活習慣病も増えて生きているのかもしれません。
子供のうちから適切な食育を行う事で病気を予防する事もできるので、かわいい子供のためにと、今、ひと踏ん張りしてみましょう。
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摩功津 蘭(まくつ らん)
二人の男の子と、コザクラインコのお世話で毎日が大忙しのアクティブママです。趣味は車とお菓子作り、お裁縫。
とっても綺麗好きだから、毎日忙しいけど喘息の子供のためにもお掃除は特に、頑張ってます。
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