まだ子どもが小さくてもできる!楽しくお片付けを覚える4つの方法
子どもがまだ小さい頃は、片付けは親がやってしまっていませんか?しかし、お片付けは大きくなってから突然させられると【義務】になってしまい、子どもにとって苦痛な事になってしまうかもしれません。そのような事にならないよう、小さなうちから遊びの延長としてお片付けを習慣づけてあげましょう。
1.お片付けされている状態からのスタート
まず始めに、今のお家の中の状態はどのようになっているか確認してみましょう。おもちゃはおもちゃ箱に、絵本は本棚に片付いていますか?もしできていなければ1番初めは親がしても構いませんのでお片付けされた状態を作ってあげましょう。
子どもは【片付いた】という状態を目で見なければどのようにお片付けすれば良いのかわかりませんので、毎日眠る前に1日1回でも良いので部屋を片付けて「この状態が元の状態」という部屋を見せてあげましょう。そして、毎日その片付いた状態のおもちゃを自分でおもちゃ箱から出せばすぐには覚えられなくても後々場所を覚えていきます。特に1歳ぐらいの小さい子どもであれば1日や2日で簡単に身に付く事ではありませんので、できないと思っていても毎日続けましょう。
2.使わなくなったらお片付け
子どもはとにかく遊ぶ事に夢中になる生き物ですので次から次へとおもちゃを出しては散らかしを繰り返してしまいますが、それは決して悪い事ではありません。しかしそれを最後に一度で片付けると労力も大変な上、もう自分で動く事のできる赤ちゃんでしたら踏んづけて怪我をしたり、通行の妨げになってしまうかもしれませんので、おもちゃは少しずつ片付けていくと良いでしょう。
やり方は色々な方法がありますが、お勧めなのは子どもにおもちゃを見せて「これはもう使わない?使わないのならお片付けしようね」と声をかけ、できれば子どもに遊びながらでも片付けをしてもらい、もし遊びに夢中であれば親が片付けてしまっても良いでしょう。こうする事を続けていけば不要な物を出しっぱなしにしない習慣がつき、もう少し大きくなってから「お片付けしなさい!」と怒鳴るような事もせずにすむ子に育っていきます。
3.音楽を流して楽しくお片付け
小さい子どもは遊びと食事や入浴などの区別がつかず、遊びが終わりという事を認識するのに時間がかかりますのでわかり易いよう、音楽を流したり歌を歌ったりしながら楽しくお片付けすると良いですね。
この時の注意点ですが、あまり子どもが大好きなお歌が入った音楽を流してしまったりすると子どもは歌に聞き入ったり踊りを踊ってお片付けを忘れてしまうかもしれませんので、なるべくゆったりとした歌の入っていない音楽を流すようにしましょう。そのような音楽がない場合は自作の歌等でも構いませんので「お片付け〜お片付け〜」と毎回歌ってあげても楽しいですね。このようにする事で【この音楽が区切りで遊びが終わるんだ】という事を子ども自身が認識していきますのである程度身に付けば音楽が流れると自然とお片付けができる子になるでしょう。
4.遊びながらお片付け
そして1番はやはり、お片付けは楽しい事と思わせる事が大切です。どのような子どもでもお手伝いや勉強等を強要されるといくら好きな事でもだんだん嫌になってしまいます。そのような事にならない為にも子どもと一緒になってお片付けで遊んでしまいましょう。
お片付けで遊ぶ方法は「お母さんとどっちが早く○○をおもちゃ箱に入れられるかな?」や「くまちゃんのお家はどこかな?」など、子どもの好きな事から始めましょう。特に小さい子どもだと訳もわからずお母さんのマネをしている事が楽しかったり、褒められる事が嬉しかったりするだけでも続けてくれますので、親も一緒に楽しみ、たくさん褒めてあげる事がお片付け上手に育てるコツです。
おわりに
最初にも書いたようにお片付けは、なるべく小さいうちから習慣化しておくと大きくなってからは、自然にお片付けができる子になるでしょう。子どもは楽しい事であれば何度でも繰り返し、自ら行動してくれますのであとは如何にお片付けを楽しんで子どもにさせられるかが親の腕の見せ所ですね。子どもは1人1人好きな事が違いますので、上記の4つの方法を自分の子ども好みに工夫しながら実践してみましょう!
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