小学校低学年の子どもをもつママ必見!!勉強のやる気をなくす3つの言葉
毎日「宿題やりなさい」「勉強は」と毎日ガミガミ叱っても効果がないとき、どんな言葉でやる気を引き出したらいいのでしょうか。書籍「お母さんガミガミ言わないで!子どもが勉強のやる気をなくす言葉66」より、おもに小学校低学年の子が「勉強したくなくなる言葉」をご紹介、対策を考えます。
こんにちは。子育てNGワード専門家の曽田照子です。
「勉強してほしい」と思うのは親心ですよね。一流大学を目指すというわけではなくても、成績がいいと将来の選択肢は広がりますし、学校生活だって授業がよくわかっている方が楽しい。できないより、できるようになってほしい。
でも、低学年の子はまだピンと来ていません。低学年の子供が勉強するようになるには、どんな言葉がNGで、どんな言葉に替えたらいいのか、拙著「お母さんガミガミ言わないで!子どもが勉強のやる気をなくす言葉66」よりご提案します。
【1】「これ間違ってるよ」「違うでしょ」
子どもの勉強を見ていて、気がついた漢字の書き間違いや、計算の違い……その場で「これが間違っている」「違うでしょ」などと訂正したくなりますが、できるだけこらえましょう。
間違いは人に指摘されるよりも自分で見つけたほうがいいのです。間違いを自分で見つけた場合は「これから注意深くしよう」と思えますが、人に指摘されると、なんだかおもしろくないという経験は誰にでもあるはず。
それに、いつでも親が横から間違いを指摘していると、子どもはそれに頼って自分で間違いを探さなくなります。そんな習慣がついていると、テストのときも注意深く自分の間違っている個所を探すことができなくなってしまうかも。
宿題のドリルなどを見直しをさせたいときは「この中に3つ間違った答えがあるよ」などといって、間違い探しクイズ風にするのもいいですね。
【2】「こんな問題もできないの?」
低学年の問題はとても簡単。大人が見れば「どうしてできないの?」と不思議に思ってしまうものばかりです。
でも、そう思えるのは自分が大人だから。子どもにとっては初めて接する難問なのかもしれません。(大人から見たら)簡単すぎる問題ができないからといって、馬鹿にしたり責めたりせずに「結構難しい問題にチャレンジしているんだね」と言ってあげるのがおすすめです。
【3】「勉強しなさい」
少し前のアンケートですが、ほとんどの東大生が親から「勉強しなさい」と言われたことがないそうです。そりゃあ東大に入るような子なら……と思ってしまいますが、うちのように出来がそれほどでもない子に対しても、勉強しなさいとストレートに上から命令するのはよくありません。
低学年は勉強の習慣をつける時期。ですから「しなさい」と突き放すより「一緒に勉強しようか」と寄り添ってあげたり「今日学校で習ってきたことを教えて」と親が興味を示してあげることが肝心です。
まとめ
低学年は勉強の基礎を作る大切な時期。ガミガミ言わずに賢い声掛けで子どもの勉強のやる気を引き出してあげましょう。
参考資料:「お母さん、ガミガミ言わないで!子どもが勉強のやる気をなくす言葉66」
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