辛い新生児期の子育てを乗り切る!ママの身体の悩み対処法3選
10か月間の妊娠生活を終え、出産という一大イベントをやり遂げた後の母体は、本当に疲れがたまっていますよね。
しかし、出産を終えたその瞬間から、疲れを癒す間もなく我が子の世話が始まり、身体のあちこちに異変が出てきてしまうことも。
また新生児期の子育ては、身体に一番負担がかかる時期でもあり、深刻だと常に悩みを抱えることになります。今回は、新生児育児中のママのために、そんな身体の悩みへの対処法を3つお教えします。
【1】子育て中の寝不足対処法
赤ちゃんが生まれて、最初に立ちはだかる厄介な問題は、睡眠時間の確保ではないでしょうか。個人差はあるものの、新生児の赤ちゃんは3時間続けて寝てくれれば、親孝行と言われるほど、続けて眠ってはくれません。
もちろん昼夜のリズムも整っていないので、夜中はずっと起きている赤ちゃんもいます。
まず、念頭に置いていただきたいのは、【眠れなくて大丈夫】ということです。赤ちゃんが寝てくれない、もう数日まとまった睡眠がとれていないなど、焦ることは睡眠不足そのものよりもママに負担になってしまいます。
まずは人間、眠れなくて大丈夫。とりあえずは赤ちゃんのお世話。という風に考えて、睡眠に重きを置かないようにしましょう。
そして、新生児期の赤ちゃんとの生活においては、赤ちゃんが寝たら自分も休む。というのをモットーにゆったりとした生活を心がけましょう。睡眠を十分にとるのは難しいと思いますが、疲れたら目を閉じて10分ほど横になるだけでも、身体と頭は十分に休まることができます。
【2】子育て中の腱鞘炎対処法
初めての育児の際に、多くのママが経験するのが腱鞘炎。発症する箇所は手首や指が多いです。
小さな赤ちゃんでも一日中抱っこをしていると、支えている箇所に負担がかかり、痛みが生じます。また症状が深刻化すると、関節を曲げられなくなったりするお母さんも出てきます。
腱鞘炎に関しては特効薬がないため、悪化をさせない。ということが大切になってきます。今では薬局等で手軽に手首のサポーターを手に入れることができますので、少しでも違和感を覚えたら悪化する前にケアをすることが大切です。
また、赤ちゃんの抱き方を一日の中で変えてみたり、授乳クッションを使ったりするなど、長時間同じところに負荷がかからないようにしてみましょう。
腱鞘炎は慢性化してしまうと、長く付き合っていかなくてはならないので、悪化しないように身体と相談しながら子育てをすることを心がけましょう。
【3】子育て期のおっぱいの悩みへの対処法
赤ちゃんが生まれた後、母乳育児で苦労されるママも多いではないでしょうか?母乳が出ない、母乳過多で痛みが出る、乳首が切れてしまう等、子供を産む前には想像もつかなかったような問題が様々出てきます。
母乳は血液を元に作られていますので、まず母乳育児をする際は身体を冷やさないことが大切です。
血流を良くしておくと、乳腺炎も起こりにくくなります。また、乳首のケアは早め早めが大切。切れてしまう前に、<馬油>や<ピュアレーン>などを、こまめに塗ってあげましょう。これらは産後入院中に病院でも処方してもらえるので、気軽に相談してみるのもいいかもしれません。
また母乳に関してはこだわりすぎる必要はありません。母乳育児を続けることに固執して、身体も、そして心にまで悪影響が出てしまう場合は、まず一旦休憩をしましょう。
今では哺乳瓶も粉ミルクも、性能が良いものがたくさん出ているので、身体と相談をしながら行ってください。
【おわりに】
赤ちゃんが生まれてから最初の数か月が、実は一番大変な時期とも言えます。上記の症状以外にも、たくさんの身体の不快な症状がでることもあります。
この時期に大切なのは、悩みすぎずに、無理をしすぎないことです。症状がどんなものであれ、しんどいな、と感じたら早め早めに対処をしていきましょう。
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