自我が出始める1歳児~怒らないしつけを実践するためのコツ3つ
こんにちは。元男性アスリートで、フリーライター・カウンセラーをしている夏目玲奈です。
まだ赤ちゃんだった0歳児の時期から比べると、1歳になるとできることも増えてきます。パパ・ママとしては子供の行動にドキドキしてしまうこともしばしば。
しかし、まだ小さい我が子の取った行動に対してつい厳しく怒ったり叩いたりしてしまった経験は誰にでもあります。そこで、怒らない・叩かないしつけを実践するために大切なコツを考えてみたいと思います。
【1歳ってどんな時期?】
子供も1歳になると、色々なことができるようになります。数百mから数十分外を歩けるようになったり、少し高いところから飛び降りたり、何かにつかまりながら階段の上り降りをしたりする、テレビの子供番組を見てリズムに乗って真似しだすのがこの時期です。
情緒の面で見ると、言葉の発達が遅ければまだ話せない子供もいますが、1歳半くらいになると周りの人の感情がわかるようになってきます。例えば、危ないことをした際にパパやママが怒っていることも、小さい子供なりに理解しています。
【1】 感情的に叱らない
危ないことをした時、つい厳しい口調で叱ってしまった経験は誰にでもあるでしょう。しかし、カーッとなってまくし立てるのは逆効果です。子供は、叱られていることは分かっても、なぜ叱られているかまでは伝わりません。それだけでなく、怒られたことだけが心に残って、それがトラウマになることもあります。
本当に危ない時は、まずはギュッと抱きしめる。気持ちを落ち着けてから、「今のは、〇〇で轢かれそうになったから止めたの。」や「▲▲ちゃんのおもちゃだから、勝手に使ったらダメだよ」などのようにゆっくりと話しかけるようにしましょう。
【2】 いつまでも叱り続けない
子供が危ないことをしたり、お買い物途中で勝手に商品を持ってきたりした時、ついついクドクドと叱り続けてしまった経験は誰にでもあると思います。これらもしてはいけないことなので、その事実についていけないことと教えることは大切です。
しかし、いつまでも叱り続けるのは禁物です。どんなにいいことを言ったとしても、ただ怒られたことだけが記憶に残ってしまいます。また、叱り続けることで過去にしたことも一緒に叱ってしまう場合もあり、自分自身も何を言いたいのかわからなくなることも。
できるだけ短い言葉を使い、年齢×1分を意識して言い聞かせるようにしましょう。
【3】 子供の言い分も聞いてみる
本当に怒らないしつけを実施しようと思った時、大切な要素の一つが子供の言い分をしっかりと聞くことです。例えば、ストレスが溜まっていたから、眠たいなどの理由で普段ならできることもできなくなることがあるのが、1歳の時期の特徴です。
今までできていたことができなくなるのは、何らかの理由があるもの。まだ1歳だと話せないので、短い言葉で話しかけてみて、反応を見ながら理由を探っていくことが大切です。
【おわりに】
ここに書いたことは、世の中のパパ・ママがつい無意識のうちにやってしまいがちです。どんなに意識して心がけていたとしても、理屈の上で理解したとしても、やはりやってしまうことがあります。
なるべく叱りつけずにしつけできることが理想ですが、なかなかそうはいかないもの。少しずつでもできるところから取り組んでいきましょう。
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