クリスマスの楽しみ方 ~アドベントカレンダーを使った数遊び~ もういくつ寝るとクリスマス?
先月、ハロウィーンが終わったばかりですが、今度は、クリスマスが近づいてきましたね。街のクリスマスツリーの飾りつけや、流れてくる音楽を聞くだけで、なんだかわくわくしてきますよね。
日本には、「もういくつ寝るとお正月~~」という歌がありますが、クリスマスにも「あといくつ寝るとクリスマス~~」というものがあります。
それが、「アドベントカレンダー」です♪
アドベント(Advent)というのは、イエス・キリストの誕生を待ち望む期間のことで、「到来」を意味するラテン語のAdventusからきており、日本語では「待降節」「降臨節」ともいいます。
そして、待望のイエス・キリストの誕生日(=クリスマス)までをカウントするためのカレンダーが「アドベント・カレンダー」なのです。
アドベントの期間の数え方はキリスト教の宗派によって違いますが、一般的には12月25日に最も近い日曜日から数えて4週間前の日曜日から始まります。アドベントカレンダーも本来はそれに合うものですが、現在は、多くのものが12月1日~24日の期間になっています。
ですから、一か月だけのカレンダー・・・という感じでしょうか?
海外では、この一ヶ月だけのカレンダーを飾って、クリスマスが来るのを楽しみにして待つ、という習慣があるのです。
ちょっとひと工夫して作ってみましょう
このカレンダーは、通常のカレンダーと違って、順序がバラバラになっていたりするものもあります。
「今日は何日かなあ~~」「どこにあるのかなあ~~」と言いながら、その日付を探す・・・という楽しみがあるのですね。
そして、もう一つのお楽しみ・・・
日付のところが開けられるようになっていて、カレンダーの日付をめくると、何かが隠れていたり(キャンディーだったり、お手紙だったりします)、楽しい絵が現れたりするのです。
そして、すべての日付を開け終わったら、クリスマスがやってくる・・・
どうですか?
素敵でしょう?
お子様と一緒に、アドベントカレンダーを作って、楽しむ・・・というのもいいかもしれませんね。
これは、トイレットペーパーの芯で作ったアドベントカレンダーです。
クラフト紙に数字をプリントアウトしたら、それをトイレットペーパーの芯に貼り付けます。
芯の反対側からお菓子などのプレゼントを入れたら、長方形にカットしたダンボールの台紙に芯を並べて貼り付けます。
簡単でしょう?
これだけでも構いませんが、厚紙で屋根を作り、煙突をつけ、ひもでぶら下げたら、もっと可愛くなりますね。
でも、これって、トイレットペーパーの芯が沢山必要よね~~というかた。
トイレットペーパーの代わりに、小さな封筒にして、中に何かいれてもかまいませんし、使わなくなったお子様の小さな靴下を貼りつける・・・なんていうものを作ってみても可愛いですよ。
思い出に残るクリスマスにしましょう♪
私は、4年間シンガポールで暮らしていましたが、あちらは一年中、夏。
それでも、クリスマスの時は、ホテルがいろいろな飾り付けをしていて、とても豪華です。
そんな中、クリスマスのプレゼントを探すためにあちこち買い物をします。
手づくリは大変・・・というかたには、いろいろなアドベントカレンダーが売っていますのでプレゼントにしてもいいかもしれません。
12月はいろいろと忙しい時期ですが、お子様と一緒に計画をたてて素敵なクリスマスをお迎えくださいね。
大迫ちあき
M&CStudyroom 主宰
公益財団法人・日本数学検定協会認定 数学コーチャー&幼児さんすうエグゼクティブインストラクター
大手個別指導塾で中学受験算数の担当講師として、10年間に渡り100人以上の子供を指導。現在、東京・世田谷で小学生対象の算数教室、未就学児対象の「かず・かたち教室」を開講。同時に、お母様へのセミナー、イベント・ワークショップも開催。「幼児さんすう指導法講座」公益財団法人・日本数学検定協会認定資格講座「幼児さんすうインストラクター養成講座」の講師も務めている。
2014年10月、著書「算数が出来る子の親がしていること」がPHP出版子育て文庫より発売予定
二人の息子の母
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