共働きなのに家事をしない?そんな夫を動かす3つのポイント
共働きなのに家事をしない夫に、腹が立つなんて日常茶飯事ですよね。
私はずいぶんと長い間、いつも怒ってばかりだったのですが、ある日これではいけないと考えを改めました。
それから様々な試行錯誤を経て、やっと自分なりに夫を動かす3つのポイントを見つけたので、今回ご紹介したいと思います。
【1】褒めて伸ばす
子ども相手では当たり前ですが、夫相手だと意外に手を抜くのが【褒めて伸ばす】ことです。
例えば、私の夫は洗濯を畳むことが苦手だったのですが、レストランでバイトしていたこともあり、食器洗いは早いし丁寧だったのです。
それまでは、洗濯物を畳むことを避ける夫にばかり注目がいき、腹が立っていたのですが、考えを変えました。長所である食器洗いに注目して、褒め続けることにしたのです。
すると、ある日なんと自発的に洗濯物を畳む夫の姿がありました。
おそらく褒められたことで、自分の役割を発見でき、家事に貢献できているといった重要感を得ることができたのでしょう。私が洗濯物も手伝って欲しい気持ちは伝わっていたはずなので、さらなる重要感を得るために動いてくれたんだと思います。
根気がいることではありますが、夫を動かすには【褒めて伸ばす】がポイントの1つなのです。
【2】細かいことでグダグダ言わない
次のポイントは【細かいことでグダグダ言わない】です。
男性の中にも色々な方がいますが、自分のやり方に口出しされるのを嫌がる方は多いものです。家事では洗濯物の畳み方や、野菜の切り方など、細かい部分には人それぞれのやり方で違いが出ます。
しかし共働き家庭は、夫が動いてくれなくては成り立ちません。細かい部分は多めに見て、グダグダと小言を言わないことがポイントです。
よほどのことが無い限り口出しはせず、最初から最後までの工程を任せてあげることで、また次の機会に気持ち良く動いてくれるはずです。
【3】「私は〜したい」で頼む
実は家事において、「夫は妻をフォローするもの」と考える男性は多いもの。これは共働き家庭でも同様です。
(二人で働いているのに信じられない!)と一刀両断するのではなく、この心理を理解すると、頼み方に一工夫を加えることができます。
例えば、料理の盛り付けを夫に頼みたい時。それまで本を読んでいた夫に「盛り付けやってくれる?」と聞くと、途端に不機嫌になりました。
当時は、(私がここまで料理していて、その間、本を読んでいたのに、何でそんな態度がとれるの!?)と怒り心頭だったのですが、今ではこう頼みます。「私はお箸とお皿の準備をしたいから、盛り付けお願いできる?」と。
こう頼むと不思議なもので、夫はすくっと立ち上がって、黙って盛り付けをしてくれました。
これは夫の自発性を無理に動かすのではなく、あくまで私のフォローをお願いしたから動いてくれたのだと思います。
良い悪いは置いておいて、「妻をフォローする(自発性がない)」といった夫の心理を理解してお願いをする事で、スムーズなやりとりができたのでしょう。これは、ぜひ試してみてください。
おわりに
さて、今回は共働き家庭の家事において、動かない夫を動かすための3つのポイントをご紹介しました。
(なんでわかってくれないの!?)という心の声が、自らの胸の内で聞こえたら、今回ご紹介した3つのポイントを思い出し、夫への接し方を工夫してみてくださいね。
どれも根気が必要で、時には強い忍耐力が求められますが、夫をうまく動かすことができれば共働きでも恐いものなしです!
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