うちも?子育て悩みランキング3位は叱り方がよくわからない!1位は◯◯
こんばんは。元男性アスリートで、フリーライター・カウンセラーをしている夏目玲奈です。
<2013年にNPO法人子育て学協会>が実施したアンケートによると、育児不安の項目においてよくあると時々ある回答した方の合計で、実に6割近くのパパ・ママが子育てについて色々心配事がある、約半数がなんとなく子育てに自身が持てないように思うと回答しています。
以前ほど地域での結びつきも強くなく、少子高齢化の影響から核家族化が進んできた現在、育児について相談できる身近な存在もおらず、不安の中で育児を行っているパパ・ママが増えている様子が垣間見えます。そこで、子育てにおける悩みランキングのTOP3を見ていき、その悩みに対する対策を考えてみたいと思います。
【1】感情的に叱ってしまう(35.5%)
子供がいたずらをしたり、嘘をついたりした時に、子供を叱っている光景に出くわす時があります。しかし、何も言われなければ、いたずらしても叱られない、嘘をついても叱られないと考えてしまうもの。そういうことをしてしたら、親として叱るのは当たり前のことです。
そういう時には、腹が立ってしまうあまり怒りの感情が入りがち。しかし、感情的になってしまうのはダメです。愛情を感じられなくなることで、親に憎まれているのではないかと感じる場合もあります。
怒りの感情が入ってしまいそうな時は、一回考えてから叱るようにすると、冷静に叱ることができます。
【2】食事で好き嫌いが多くて困っている(24.1%)
今でも、食べ物の好き嫌いが多いことに悩むパパ・ママが多くいます。子供の好き嫌いの中でも、多くのパパ・ママが悩んでいるのは野菜の好き嫌いです。特に辛味が強いネギ類、ピーマンやセロリといった苦味の強いもの、ニラのようににおいが強いもの、ナスのように独特の触感の野菜に苦手意識が強いとされています。
子供の好き嫌いが多いと、どうせ食べないからという理由であまり出さなくなりがち。しかし、それをしてしまうと、ますます好き嫌いが克服できなくなります。味覚を成長させるためにも、好き嫌いなく食べられるようになることは大切です。
生で食べると、苦味や辛味といった要素を感じやすいので、火を通したりしっかり煮込んだりすることで、食べやすくする工夫をしてみてください。
【3】子供の叱り方がよく分からない(20.7%)
子供の叱り方に関して悩むパパ・ママは、年齢を問わず多いようです。危ないことをしていたら叱るのは当然のこと。しかし、いくらいけないことをしたからといって大声で怒鳴るのはダメ。それだけで何がダメだったのか考えられなくなり、それ以降は親を見ただけで萎縮したり、ビクビクしたりということになりかねません。
叱るときは、どうして叱るのかその理由を噛み砕いて話してあげることが大切です。その上で、ダメなことをはっきりと教えるようにして下さい。見つけた時にすぐに叱ることが大切です。
また、できるだけ2人になれるところに連れて行って、しっかりと気持ちや言い分を聞いてあげて下さい。いたずらをするのは、子供なりにそういうことをする理由があるはず。しっかりと受け止めた上できちんと指摘して、反省の気持ちを促してあげて下さい。
【おわりに】
今回は、子育ての悩みをランキング形式で紹介しましたがいかがでしたか。子供がいる家庭では、それぞれが多かれ少なかれ何らかの悩みを抱えながら子育てに励んでいます。特に最近では、子育て中というのは孤立しやすい傾向にあるため、そのことも拍車をかけているのではないでしょうか。
育児サークルやこども館のような施設があるので、そういったものを積極的に活用するようにしてみましょう。
出典元
幼児期の子育てに関する悩み調査(NPO法人 子育て学協会)
http://kosodategaku.jp/wp-content/uploads/2014/03/38d2e046eb5052f98404c117a99bbff1.pdf
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