恐るべし!急にやってきた「イヤイヤ」我が家の解決法3つ
2歳3ヶ月頃だったでしょうか。あれだけおとなしかった我が子が、突然「イヤ」という言葉を発しました。「イヤ」が、いつしか「イヤイヤイヤイヤ!」になり、しまいには連発しすぎて「ヤイヤイヤイヤイ!」と聞こえるほどになってきました。
そのうち、道端でも、スーパーでも、公園でも、火がついたように泣きながら、「イヤイヤ」と暴れまわるほどにエスカレートしていました。うちの子は絶対こんなことしないと思っていたので、当時は本当に途方に暮れました。試行錯誤のなかで、効果が高かった我が家の「イヤイヤ」解決法をご紹介します。
Contents
外に連れ出す
家の中にいる時に「イヤイヤ」が始まったら、無理にでも外に連れ出しました。靴をはきたがらなければ、抱っこのまま靴を持って連れ出して、落ち着いてからはかせました。外出が難しければ、抱っこでベランダへ出るだけでも効果があります。
空間が変わるだけで、子どもの気分は変わります。「イヤ」という言葉は、何か特定のものがイヤなのではなく、ママに自分の行動を決められることがイヤだったり、あまり深い意味なく発していることもあり、ちょっとした気分転換でふっと収まることがあります。
次の提案をする
公園から家に帰りたがらずに「イヤ」を連発している時、「どんぐりを拾いながらおうちに帰ろうか」、「おうちで晩御飯の用意のお手伝いしてくれる?」、「消防車を見てから帰ろう」など、次の具体的な行動を提案しました。
ほかの楽しみが待っていることで、子どもは気分が切り替わるようで、意外とすんなり「イヤ」が収まりました。この時、「アイスクリーム食べに行こう」など、オヤツを理由に使うと、別の時にオヤツ目当てに「イヤイヤ」を言い出して困らされたので、あまりおすすめしません。
気持ちを代弁してあげる
「イヤイヤ」の理由がはっきりしているなら、「ねんどで遊びたかったんだね」、「こっちの靴下がはきたかったんだね」など、子どもの気持ちを代わりに声にだして言ってあげました。ずいぶんおしゃべりが上手になってきたとはいえ、まだ2歳の子どもです。
まだ自分の気持ちをはっきり伝えられずに、むずがっていることがあります。親が代わりに言葉にしてあげることで、自分の気持ちが伝わっていることがわかったようで、落ち着くことがありました。
【最後に】
パパもママも子どもにクタクタに振り回されてしまう、いわゆる‘魔の2歳のイヤイヤ期’。でも、この人生最初の反抗期こそ、子どもが順調に育っている成長の証です。パパやママと自分は違う、自分の行動を決められてしまうのはイヤだ、と自己主張を「イヤイヤ」で表現しているのです。
イヤイヤ期に、子どもをあまりしかりすぎしまうと、思春期を迎えてから自己主張がうまくできなくなるとも言われています。「イヤイヤ」言い出したら、子どもがすくすく育っている証拠!と思って、ドンとかまえましょう。っていってもほんとに大変なんですけどね……。
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