プレママ注目!赤ちゃんを事故から守るチャイルドシートを選ぶコツ
チャイルドシートは高速で移動する車内にあって、子供の安全を守る大切なツールです。毎日使う場合もあるので、安全性に加え、使いやすさも重要です。産院を退院するまでには、用意しておかなければなりません。わが家にぴったりのチャイルドシートを選ぶには、どのような点に注意すればよいのでしょうか?そのポイントをまとめてみました。
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■チャイルドシートの種類
チャイルドシートは道路交通法によって使用が義務付けられており、6歳未満の乳幼児には必須のアイテムです。チャイルドシートには2012年に施行された安全基準に基づく、5段階のグループがあります。新生児の段階ではグループ0もしくは0+のベビーシートを用い、幼児期にはグループIのチャイルドシート、学童期になるとジュニアシートと呼ばれるグループIIもしくはIIIのものを用いることになります。
・グループ0 体重0〜9kg
・グループ0+ 体重0〜13kg
・グループI 体重9〜18kg
・グループII 体重15〜25kg
・グループIII 体重22〜36kg
安全な着用のためには、フィット感が重要。まずは月齢に合ったものを選ぶことが前提になります。
■新生児用チャイルドシートの種類と特徴
○アダプターでベビーカーにも搭載可能なトラベルシステムモデル
ドイツのブランド<レーマー>のフラッグシップモデル<ベビーセーフプレミアムSHR2+レーマーデュオプラス>は、5点式ハーネスによって赤ちゃんをしっかりと固定できる、安全性の高いモデルです。側面からの衝突の衝撃を和らげる機構も採用されており、安全性を最重視する方には魅力的な製品です。
アダプターを使えば、赤ちゃんを乗せたままベビーカーに搭載可能。そのまま寝かせることができます。俗にいう「背中スイッチ(寝かせたら泣くやつ)」がついている赤ちゃんも、これならドライブ帰りにそのまま寝てくれて楽ちんです。車による移動が多いとベビーカーを使う機会が減りますが、「両方使う」という方は、このタイプを検討してみましょう。
ちなみに筆者は車で移動が多かったので、チャイルドシートは使い倒しましたが、車から降ろすのが面倒で、ベビーカーはほぼ使用しませんでした。半年間ベビーカーを貸してくれた友人Aに感謝。たまにしか使わなかったので、買うともったいなかったと思います。
○一台で使用するなら回転式がおすすめ
赤ちゃんを乗せる車が一台なら、コンビの<ネセルターン>シリーズなど、回転式のチャイルドシートはいかがでしょうか。車のシートベルトは固定してある土台に取りつけるため、停車して赤ちゃんを下ろす際にも邪魔になりません。もちろんシートを回転させて赤ちゃんをこちらに向けられるので、ママやパパの足腰の負担も軽減できます。
ただ、回転式は本体が重たいのが難点。複数の車を移動させる場合は、おすすめできません。機構が複雑になるので、価格帯も若干お高めです。
○長時間ドライブには寝かせた姿勢で移動できるベッド型も
アップリカでは「首が座っていない赤ちゃんを寝かせて移動させてあげたい」というニーズにこたえ、ベッド型のチャイルドシートも発売されています。首が座ればイス型に移行可能です。新生児期に実家への帰省で長時間ドライブが必要な場合などは、検討してみましょう。
○お手ごろ価格を狙うなら
安全はもちろん大切ですが、「長期間使うものじゃないから、お手ごろ価格のものがいいな」という人も多いはず。そんな方にはTAKATA(タカタ)の<takata04-beans>がおすすめです。1万円台で手に入り、購入者の満足度も高いロングヒットモデルです。通気性に配慮したクッション素材が採用されており、軽いので複数台の車における移動もラクラクです。
■まとめ
いかがでしたか?チャイルドシート選びを成功させるには、使い方をイメージした製品選びが大切です。腰痛持ちの筆者は回転式が欲しかったのですが、お値段的に手が届きませんでした。しかし、結果的に複数台で移動させる機会が多かったので、軽いモデルにしてよかったと思っています。
子供が暑がるので、もう少し通気性に配慮して選んでやればよかったという反省もあります。皆さんは後悔しないよう、安全で快適なチャイルドシートをお選びください。
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