あなたはどうしてる?0歳期のうちに必要な幼児教育とは
小学校入学前に、ひらがな・数(中にはアルファベットも!)など、マスターしていて当たり前になった昨今。ほとんどの家庭で何らかの幼児教育を行っているのが現実です。
家庭用教材、幼児教室、音楽や水泳など、0歳からでも始められる習い事は数限りなくあります。費用もさまざま。では、どんなものを始めたらいいのでしょうか?一緒に考えていきましょう。
■幼児教育は必要?本当に効果があるの?
国立教育研究所の「教育の効果について」(平成26年)によると、「複数の大規模縦断研究が、就学前教育の「質」や「年数」が、その後の子供の認知的及び非認知的能力発達に肯定的な影響を持つと報告」とあります。例えばイギリスEPPEの調査では、就学前教育の参加年数の長さが、11歳までの読み書きや数学、自立心などの精神的発達面などに肯定的効果があると報告しています。
とくに3・4歳時点での教育の差が大きく出ているそうです。つまり、0〜3歳の教育が大変重要であると言えるのです。
では、幼児教室に0歳から通えば良いのでしょうか?
そんなことはありません。
注意して欲しいのは、幼児教育=幼児教室ではないということです。
家庭で行う教育活動もあれば、地域で実施しているものもあります。また、昔と違って今は保育園でも、幼児教育は実施されています。
0歳から始めた方が良い!と意気込んで幼児教室に参加しても、教室自体が子供のストレスになってしまったら逆効果です。
大切なのは、無理なく楽しく続けられること。良い刺激は子供の脳の発達を促す効果があります。多種多様な幼児教育の中から、親子で楽しめるものを見つけましょう。
■0歳からのおすすめはこれ
0歳〜1歳は、五感に良い刺激をどんどん与えてあげたい時期です。
そんな時期におすすめなのがリトミックと水泳です。
リトミックは、音感・リズム感を育むだけではなく、集中力や表現力も身につきます。また情緒の発達にも良い影響を与えるといわれています。
スイミングも赤ちゃん向き。ついこの間まで、羊水の中にいた赤ちゃんは水に対する抵抗感がありません。1歳を過ぎると水のへ抵抗が出てくるそうなので、スイミングの開始は早ければ早いほど効果があると言われています。
また、家庭用教材は自分たちのペースでできるところが魅力です。子供が何に興味を持つか、何をしてあげれば良いのかわからないときは、ベネッセの<こどもちゃれんじ>などの0歳児向け家庭用教材を利用することもおすすめです。
■体験講座やお試しで自分と子供にあったものを見つけよう
どんな幼児教育が適しているかは、各家庭によって違ってきます。
その子自身の向き不向きに加え、費用面も重要なポイント。
高い入会金を払った後で、「向いていなかった」「辞めたい……!」と思わないためにも、各教室で行っている体験講座にどんどん参加しましょう。
家庭教育でもお試しテキストやお試し受講を用意しているものもあるので、どんどん利用することをおすすめします。
児童館や公民館などで行っている親子向けのセミナーや教室も、参加しやすく費用もリーズナブルなので、試してみる価値があります。
教育費はこれからずっと、そしてどんどんかかっていく費用です。むやみやたらに高いお金をかけるより、必要な部分を厳選する姿勢が大切です。
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