共働きでも家事をうまくやっている夫婦の特徴まとめ
男女平等が叫ばれる昨今、徐々に増えてきているのが共働きの家庭です。そして、そういった家庭が避けて通れないものが家事分担の問題。夫婦共働きの場合は、家事を妻にばかり依存していられないもの。つまり、夫婦共同の家事・育児参加が重要な位置を占めます。今回は、上手に家事をしている共働き夫婦の特徴をまとめました。
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共働き家庭を支える「良き夫」の特徴3選
・家事を進んで行ってくれる
共働き家庭でなくても、妻に喜ばれる傾向が強いのがこれ。「家事は妻に任せている」と言えばまだ聞こえは良いですが、この場合「それって要は丸投げって事でしょう?」という声が妻から上がる事もしばしばです。
皆が暮らす家の事だからこそ、それに進んで参加してくれる事は妻にとって嬉しいものでしょう。
・なんでも相談をしてくれる
「相談に乗ってくれる」ではなく、「してくれる」とはどういう事でしょうか。
夫婦とは言え違う人間、こうしたい、こうしてほしいというニーズが完全に一致している事はまずありえません。そして、このニーズが不一致のまま行動してしまうと「折角家事を手伝ったのに、妻から文句を言われた」・「夫が家事を分担してくれるのはありがたいが、きちんと出来ていない」というような事が起きてしまいます。こうなると、夫婦共々辛いもの……。
こんな事を避ける為にも、こまめに相談をするという事は大切な事なのです。
・育児の相談に積極的に乗ってくれる
お子様が居る家庭に限定されていますが、これも大切と思われます。家事育児は、妻が全責任を背負う事になる場合が多いもの。だからこそ双方共に夫婦間での相談・分担が大切になる訳ですが、よく考えてみるまでもなくどちらも家族全体の問題です。相談・分担は、“当たり前のように”出来るのがイチバンかもしれません。
「家事ができる男」の育て方。効果的なアプローチ3選
・褒めて伸ばす
何と言っても基本はこれ、と言えるくらいに大事なポイントと言えます。褒められて悪い気がする人は居ないでしょうし、また褒められた事は繰り返しやりたくなるのは人の性。気まぐれであろうと何であろうと、夫が家事をしてくれた時、すかさず褒める事を心掛けていれば、段々夫も自発的に家事に取り組む意識が芽生えるかもしれません。
思い起こすは恋人時代。彼氏に褒められた料理を彼女が何度も作ってしまうのと、これは同じ原理と言えます。
・感謝の言葉を忘れない
これも、褒める事と並んで大事なポイントでしょう。褒める事とセットで行うと、相乗効果というものが得られます。妻の立場でも、夫から言われて嬉しくない訳が無い「感謝の言葉」。夫が家事に精力的な態度を見せた時、家事分担制度確立の為にも、感謝の言葉を添える事は決して損にはならないでしょう。
・家事に関する簡単なガイドラインを設け、ポスターなどの形で掲示する
そもそも男性は育つ過程において、家事能力を学習する機会が少ない場合が多いのです。学校の授業でも、男子は中学校から技術を選択することが多いでしょう。その事から、子供の頃から家事のお手伝いを頼まれやすい女性と違って、経験値という点で家事能力に差が出てしまうのは仕方がない事です。今までまともに家事をやった事が無い夫の場合、突然家事を頼んでも何をどうして良いか分からなくなるのは必定というもの。そんな時、役に立つ方法と言えるでしょう。
それに、共働き家庭では夫婦が話し合う時間もゆっくり取れない事も多いのではないでしょうか。家の中にこういったガイドラインがあれば、お互いの家事意識や方法に関する根本的な勘違い・ミスを失くす効果も期待できます。また、夫だけでなくお子様が居る場合はその子にお手伝いをしてもらう時にも役に立つでしょう。
家事分担に四苦八苦……そんな時は外部の助けを借りるのも◎
共働き家庭において行われる家事分担には、主に2種類のパターンがあります。
1. お互いの役割をしっかりと決め、どの家事をどちらがやるかを明確にしている場合
2. 時間が出来たら出来た方がやるといった具合に臨機応変に対応している場合
以上の2つです。しかし、1番の場合は突然のアクシデントにより担当の家事が行えなくなった時の対応力が下がりますし、2番の場合はどちらかが寝坊・遅い帰宅を続けた場合、片方へ大きな負担がかかってしまいます。そうなると、「分担している意味が無い」と言われても仕方ないでしょう。
かといって、どちらも人間なのですから次々起こる問題に完璧な対処をしていく事は不可能ですし、またそんな画期的システムを構築する事も出来ないと思います。そんな中、折衷案としてまま提示されるものが家事代行サービスです。これは読んで字の如し、家事を代行するサービスの事で、共働き家庭においては一目を置ける存在です。どうしても家事分担がうまくいかない時は、「あれが出来ていない」「これが足りていない」などと言った不満から1歩下がった目をお互いに持つ意味でも、こういった外部の助けを借りる事は効果的ではないでしょうか。
まとめ
家事の負担は、専業主婦でも大変だと叫ぶほどです。仕事を背負いながら行う家事の大変さは、推して知るべしというところでしょう。そんな中、夫婦が互いに限界を迎える瞬間というのは必ずあるもの。家事代行サービスなど外部の助けを借りる事もそうですが、限界の瞬間にどれだけ先に繋がる対処を取れているかが、共働きでも家事をうまく行える夫婦の特徴ではないでしょうか。
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