意外に多い赤ちゃんの誤飲事故!知っておきたい予防法&対処法

赤ちゃんがまだ自分でハイハイをしたり歩いたりできない時期は、親も初めてのことが多く、なかなか赤ちゃんから離れることができません。しかし、赤ちゃんが自分で動くようになると「目が離せない!」なんて言いつつも、親自身にも育児に対する慣れが生まれます。

そんな時に気をつけたいのが赤ちゃんの誤飲事故。自分は大丈夫、そう思っていても、赤ちゃんの行動は予測不可能です。今回は、赤ちゃんの誤飲事故対策と、万が一飲んでしまった場合の対処法などについて紹介します。

赤ちゃんの誤飲事故、発生率はほぼ100%!?

時間外の電話相談対応を行なっている病院のデータによると、相談内容として一番多いものはやはり子どもの病気や手当に関するもの。実は誤飲に関するものは二番目に多い相談なのだとか。

赤ちゃんは何でも口に入れ、五感で様々なものを確かめようとしますから、実はほぼ100%の赤ちゃんが誤飲を経験しているのだそうです。赤ちゃんが遊びの延長でティッシュペーパーを口に入れた、という場面はよく目にしますが、そういった行動が誤飲の発端になります。

赤ちゃん目線で安全チェック

赤ちゃんの誤飲を防ぐためには、まず赤ちゃんの目線で安全かどうかをチェックする必要があります。赤ちゃんの成長段階別に見ていきましょう。

1: 寝返り、ハイハイ期

実は、この時期が一番誤飲事故が多い時期です。

この時期の赤ちゃんの目線は極めて地面に近いため、床に食べこぼしや落し物がないかどうかをしっかりチェックしましょう。タバコの吸い殻や硬貨などはもちろんですが、落としてしまったナッツ類などにも気をつけましょう。場合によっては床に落ちている食べ物にアレルギー症状を示すこともあるためです。

また、ペットを飼っている家庭であれば、ペットのエサや猫砂などに近づけないよう、ケージをしっかり準備しておくなどの対策も必要です。

2: つかまり立ち期

つかまり立ちを始めた赤ちゃんは、グッと手が届く範囲が広がります。これまでの地面に近い部分に加えて、床から80〜100cm程度の高さにあるものにも気を配るようにしましょう。

実はそのくらいの高さの部分は油断もあり、より口に入ったら危険なものを置きがち。化粧品、洗剤などのほか、筆記用具なども出来るだけ高い場所に置いておくのが無難です。

3: 2歳以上

2歳以上になると、子どもはパパやママの触っているものに興味津々!もちろん、手が届く範囲が広がり、手先も器用になってきます。タバコやアルコール類などを口にしないよう、十分な注意が必要です。

とくに注意が必要なのが、液体類。両手でしっかりとものが掴めるようになると、器用に口へ運ぶことができてしまいます。

万が一、誤飲してしまったら?

それでは、もしも赤ちゃんが誤飲をしてしまったら、どのように対処すればいいのでしょうか?今回は、段階的にその対処方法について紹介します。

1: 赤ちゃんの様子や顔色をチェック

まずは口の中に入っているものをできるだけ取り除き、赤ちゃんの様子をチェックしましょう。ぐったりしていたり、顔色が悪くなったり、呼吸の様子がおかしくなったりした場合は、すぐに医療機関を受診してください。

意識がない、けいれんを起こしているなどの場合は救急車を呼びましょう。

もしそのような症状がない場合、飲み込んだ量が少量であることが考えられます。

2: 何を飲み込んだのかを確認

クレヨンや石鹸、シャンプー、口紅などの化粧品、絵の具や墨汁、粘土などは、少量であれば問題がない可能性が高いものです。しかし、もちろんこれらのものでもある程度の量を飲み込んでしまうと、顔色や呼吸に影響が出ます。

これらを吐かせる場合は、頭を低くし、口の中に指を入れて舌を押し下げるようにしてください。

3: すぐに病院に連れて行くべき誤飲は?

タバコ、石油やガソリン、成分の強い薬剤、鋭利な画びょうなどを誤飲してしまった場合は、口に入れた量に関わらずすぐ病院を受診しましょう。揮発性の高い石油やガソリン、薬剤、鋭利なものなどは自己判断で吐かせることはせずに医療機関に対応を相談してくださいね。

タバコに関してはすぐに吐かせるようにしてください。ただ、タバコの成分を消化器官に吸収させないよう、水などは摂取させずに病院に連れて行きましょう。

うちの子は大丈夫!なんて油断しないで

「今まで危険なものを口にしたことがないから」、「あまり動き回るタイプではないから」そう油断してしまうことも多いですが、基本的に赤ちゃんの行動は予測不可能!

成分的に危険なものでなくとも、飲み込んでしまった量によっては命に関わる場合もあります。赤ちゃんを守るためにも、日頃から赤ちゃんの目線で安全を確認することを怠らないようにしてくださいね。

photo/PIXTA

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