簡単スマートなコミュニケーションで、ママ友付き合いを円滑に!
ママ友を題材にしたテレビドラマや小説、漫画を目にするようになって久しいですよね。母親にとっては、それだけ身近で関心が高く、悩みを抱えがちなテーマなのかもしれません。
ママ友といっても、人間関係のひとつの形。気構えないコミュニケーションのコツがあるはずです。
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ママ友とのコミュニケーションってどうすればいいの?
それまでの友達は同級生だったり会社の同僚だったりと、時間を一緒に過ごす中で気が合うことがわかって親しくなったことでしょう。対するママ友は、子どもを介して知り合った人。合う合わないを判断する間もなく、『子ども』という共通項だけで付き合いが始まってしまうがゆえのトラブルが多いように感じます。
「ママ友は子どもを介しての知り合いであり、自分自身の友達ではない」
この認識を持つだけでも気が楽になり、コミュニケーションはスムーズになります。その上でママ友という枠を超えて親しくなり、長くお付き合いする人も出てくるかもしれませんよね。
境界線は保ち、悪口は言わない・賛同しない
ママ友トラブルの原因は様々ありますが、よく聞くのは、ちょっとしたすれ違いから仲の良かったママ友同士が一気に険悪な仲になってしまうパターン。
例えば、プライベートに立ち入り過ぎたり、子どものしつけ方を頭ごなしに否定することは、悪気はなくても相手にとってカチンとくることがあります。普通の友達関係ならば相手を思ってのアドバイスになるかもしれませんが、ママ友付き合いに関しては触れるべきではない話題がたくさんあります。ママ友とは境界線をしっかり引き、程よい距離感を保ってお付き合いするのがベター。
その場にいないママ友の悪口で盛り上がるなんて、もってのほか!悪口の共有は一見距離が縮まるように感じますが、それはうわべだけのこと。悪口の矛先が自分に向く可能性につながります。
ママ友や子供を褒めたり、喜びそうな簡単な贈り物を
そうかと言って、話題を考えすぎるのも疲れちゃいますよね。気にせずにどんどん言っていいことがあるんです。それは、ママ友や子どもを褒める言葉。気を遣って褒めるのではなく、感じたことを素直に言えばいいんです。
「素敵な色のシャツね」、「新しい髪形似合ってるわよ」、「〇〇ちゃんは挨拶が上手ね」など、ふと感じたいい部分を気負わずに伝えましょう。褒め言葉は、人間関係の潤滑油です。
また、高価過ぎない簡単な贈り物も、褒め言葉と同じ効果を期待できます。子どもが好きだと言っていたフルーツやおやつを「たくさんあるからお裾分け」という気軽さで渡せば、負担を感じさせずに喜んでもらえるでしょう。
お互いのプライバシーは守ろう
おしゃべり好きの女性がやりがちなのが、「ここだけの話なんだけど」と断った上での噂話。悪口じゃなくても、個人のプライバシーに関わる情報をむやみに他のママ友に話すのは、あなたの信用をなくす元になります。せっかく積み重ねた信頼が崩れるのは一瞬ですが、なくした信頼を回復するのはとても大変。
知っている情報をつい共有したくなる気持ちはわかるのですが、広く知られたくないプライバシーは誰にでもあります。お互いのプライバシーについては、できるだけ詮索しあわないほうがいいし、もし知ったならば徹底的に守るようにしましょう!
無理に合わせず、断るのもコミュニケーション
ママ友付き合いが広がると出てくるのが、『一緒のお出かけ』や『ランチ会』、『飲み会』、『自宅に遊びに行く』といった、プライベートな時間でのお付き合い。楽しめるならばどんどん参加すればいいのですが、グループでの集まりが苦手だったり、気分が乗らないこともありますよね。「子どもが仲間外れにされるのでは?」、「子どもを楽しませてあげたい」と考えて、無理して参加するママも少なくないでしょう。
でも、そこは割り切って!ママが考えるほど、子どもたちは分け隔てないもの。プライベートで会わなくても、園に行けば仲良く遊んで楽しそうにしていることがほとんどです。
構え過ぎないでスマートなママ友関係を
ふたりの子供を育てている私も、ママ友関係の真っただ中。今回書いたようなことに気を配りながら、楽しくお付き合いをしています。何かと孤独感に陥りやすい乳幼児の子育て期ですが、地域の中でママ友と挨拶を交わしたり、一瞬の立ち話をするだけでも思いのほか気分が晴れるものです。
多くを望まず気構えない、スマートなママ友コミュニケーションを心がけてみてはいかがでしょうか?
photo/PIXTA
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