夫婦円満の秘訣!共働き夫婦が守っている4つのルール
こんにちは、作家・イラストレーターの斉田直世です!
「毎朝『行ってらっしゃい』のチューをする」「ケンカをしても翌朝まで引きずらない」「お風呂上がりに裸でうろつかない」「借金はしない」などなど、小さなものから大きなものまで、二人の仲をより良いものするために、独自のルールを設けているご夫婦も多いのではないでしょうか。
とくに、仕事、家事、育児と、毎日忙しい共働き夫婦の場合、面と向かって意思疎通をはかる時間が少なく、生活もすれ違いがち……。そういった状況をカバーするためには、どのようなルールを取り決め、守っていく必要があるのでしょうか? 周りの共働き夫婦たちに取材してみました。
■カレンダーを共有する
「とにかく、お互いのスケジュールを把握することが大切。我が家では、パパは黒、ママは赤、子供は青のペンで、それぞれが自分の予定をカレンダーに書き込むルールになってる。これで、いちいち予定を質問したりされたりすることがなくなって、ストレスとケンカが減った」(31才・医療関係)
「今日飲み会なんて聞いてない!」「日曜日は出かけるって言ったじゃない!」という事態を避けるためにも、お互いのスケジュールはきちんと把握しておきたいもの。カレンダーに書き込むことを義務化すれば、言った言わない論争も起こりません。複数ユーザーで同じスケジュールを管理できる「共有アプリ」を利用するのも手です。
■溜めた家事は週末に
「仕事に波があるから、繁忙期はどうしても家事が疎かになってしまう。でも、『家事や雑務を溜めてしまっても週末中にまとめて片付ければOK』というルールを決めてから、気持ちに余裕ができるようになった」(32才・運送業)
やろうやろうと思っているときに、「おい、洗濯物溜まってるぞ」「いつになったら電球取り替えてくれるの?」とせっつかれて、カチンときてしまうことありますよね。「週末まで」という猶予を設けることで、お互い小言の数も減り、無用のケンカを避けられるようになったそうです。週末疲れて何もできないという人には家事代行サービスを利用して家事の負担を減らすのも一つの手です。
■食べたものを報告する
「お互いフリーランスの仕事をしているので、お給料は歩合制。だから、体調不良で夫婦共倒れというのは絶対に避けたい。食事は、外で別々のものを取ることも多いので、食べたメニューを報告し合って、足りてない栄養素を補うようにしてる」(28才・クリエーター)
夫婦ひとつ屋根の下で暮らしているわけですから、どちらかが風邪やインフルエンザに罹った場合、感染の可能性は大。共働きだと付きっきりで看病するのも難しいですし、普段から体調管理には気をつけたいですよね。相手の身体を気遣うことは、自分の健康に繋がると肝に銘じておきましょう。
■行きは仕事、帰りは家
「忙しい時は仕事のことで頭がいっぱいで、家でも仕事モードが抜けないときがある。だから、行きの通勤時間は仕事のこと、帰りの通勤時間は家のことを考えるようにしようってルールを決めた」(35才・事務職)
家に仕事を持ち込んでしまうと、家庭内でもピリピリしたムードを引きずることになります。家がリラックスできる場所でなければ、仕事のストレスは他で発散することになり、夫婦のすれ違いは加速するばかり。帰宅するまでに仕事モードをOFFにする作業は、意外と大切かもしれませんね。
■【おわりに】
いかがでしたか? 夫婦でルールを取り決める場合、一番大切なのは「お互い納得していること」です。また、ルールでガチガチに縛られた生活は窮屈ですし、ペナルティの課し過ぎも考えもの。どこかで無理が生じた場合は、その都度内容を見直し、撤廃も視野に入れるなど柔軟に対応しましょう。
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