シングルマザーの子育て事情は? 仕事と育児の両立に大切なポイントって何?

厚生労働省が発表した、「平成27年 人口動態統計の概要」によると、現在日本では約3組に1組が離婚しているそう。

それに伴って、シングルマザーの数も増加しているのが現状です。また、死別や未婚のシングルマザーの人など、シングルマザーでいる事情は人それぞれ。

しかし、どんな事情でシングルマザーになった人でも、共通して言えることは「1人で子どもを育てている」ということ。

今回は、シングルマザーの育児で気をつけたいポイントや、仕事と育児の両立させる方法などについて紹介します。

シングルマザーの子育て事情は?

夫婦2人であれば夫に頼める部分も、シングルマザーの場合は1人で行わなければならない分、やはり負担が大きくなってしまうのは必然。

前年度の収入により手当が受けられなかったり、自治体の状況によっては保育園への入園が決まらなかったりと、厳しい現状に置かれている人も少なからずいるようです。

しかし、子どものあらゆる成長を見届けることで、1人で育てた自分に自身が持てたり、より子どもとの関係が密接になってお互いに色々と相談できたりと、心情的にプラスになることも多いのだとか。

価値観の違いなどから離婚でシングルマザーになった人の中には「結婚していた時はあんなに精神的に不安定だったのに、体力的に大変な今の方がずっと気持ちが安定している」という人も!

シングルマザーの育児で気をつけたいことは?

それでは、実際にシングルマザーである人が育児において気をつけていること、気をつけたいことは何なのでしょうか?

今回は数ある中から、5つ紹介します。

1: 子どもに寂しい思いをさせないようにする

まず第一に、多くのシングルマザーの人が気をつけているポイントといえばこれではないでしょうか?

とはいえ、毎日仕事で朝が早くて帰りも遅く、なんだかんだ寂しい思いをしているんだろうな……なんて自己嫌悪に陥ることも多いですよね。

しかし、平日はなかなか子どもとの時間が取れない分、休日はとにかく子どもを第一優先! と決めて、思いっきり子どもと触れ合ったり、向き合ったりしている人が多いようです。

限られた時間でもしっかりと子どもと向き合うことができれば、子どもはそんなママの姿をしっかりと見てくれていますよ。

2: 礼儀や挨拶はしっかり!

シングルマザーの多くの人が気にかけていることとして、「あの子の家は母子家庭だから、仕方がないよね」と言われてしまうこと。

母子家庭が増えてきているとはいえ、やはり偏見の目を持つ人が未だにいることも事実です。

そのようなことを言われることがないよう、人への挨拶や礼儀はしっかり教えておきたい! と考えているシングルマザーは多いようです。

過度に厳しくする必要はありませんが、子どもが肩身の狭い思いをしないように押さえるところは押さえておきたいところですね。

3: 勉強はしっかり時間を決める!

シングルマザーは家を空けることが多い分、しっかりと子どもが学校の宿題や勉強をしているかが気になるところですよね。

その部分を解決するために、ゲームをしたいならまずは宿題をしっかりやってから! ママが帰ってきたら宿題をやっているか必ずチェック! など、親子で約束事を決めている家庭もあるようです。

そのような約束事を決めることで、勉強を習慣化できればママもグッと楽になります。

4: 子どもへの愛情表現は怠らない

1人で育てている分、子どもがしっかりと愛情を感じられるように、しっかりと愛情表現を示している、と話す人も。

言葉だけではなく、しっかりとスキンシップをとることも大事なのだそう。

忙しい日々に追われて、ついついおろそかにしてしまいがちな部分ですが、やはりしっかりと言葉で伝えることで子どももしっかりと愛情を受け取れるようになります。

また、ママ自身も子どもとのスキンシップで充実感を得られるようになりますね。

5: 自分のことは自分でやらせる

家事も育児も仕事も、1人で行うことが多いシングルマザー。

ある程度の年齢になったら、自分のことは自分でやる! というルールを作ることで、子どもの自立を促すだけではなく、ママの負担も減らすことができます。

まずは、明日の学校の準備や、持ち物の判断などを自分自身でやらせるところから始めると良いでしょう。

子育てと育児を両立させる方法は?

シングルマザーの悩みの一つといえばやはり、子育てと育児の両立です。

子育てと育児を両立させるために有効的な方法とは何なのでしょうか?

1: 頼れる人を作っておく

子どもの体調が悪く、保育園や学校から呼び出しがきてしまったけれど、仕事を抜けることもできなかったり、仕事が夜遅くなってしまったり、そんな時のために頼れる人を作っておくというのも一つの方法です。

両親だけではなく、同じ保育園の親など、いざという時にお願いできる人がいると安心ですね。

もちろん、やってもらうだけではなく、何らかの形で感謝の気持ちを示したり、逆に自分が何かを頼まれた時は快く引き受けるなどの気遣いも必要です。

2: 自治体や民間のサービスの利用も

家庭だけではなく、自治体や民間のサービスを利用するのも一つの手です。

学童保育や保育園を利用している人は多いですが、地域の病児保育などに登録しておくと、どうしても仕事が抜けられないという時でも安心して働くことができます。

また、現在は地域単位で子どもの面倒を見合おうという民間サービスもあります。

ベビーシッターなどのサービスはどうしても割高になってしまう、というと懸念している人は、一度あらゆるサービスをリサーチしてみることをおすすめします。

3: “しない”勇気を身につける

育児と仕事の両立を完璧に行おうとすると、どうしても精神的・肉体的に負担がかかってしまいます。

そんな時に大事にして欲しいのは“しない”ことを選択する勇気です。

まず自分たち親子の大切なもの、スキンシップや収入などに優先順位をつけましょう。今後回しにできるものは後回しにしてしまおう! と、少しでも自分を甘やかすことで精神的な負担はわずかながらに軽くなるはずです。

ママが精神的にも安定している状態でいることが、やはり子どもにとっても一番良いことですよね。

1人で抱え込まないことが大事

「あの子は母子家庭だから……」「シングルマザーだから仕方がない」そんな言葉が気になってしまうのも確かですよね。

しかし、何でもかんでも1人で抱え込んで頑張ろうとすると、精神的に大きな負担になってしまいます。

両親や周囲の人たちはもちろん、時には子どもの助けも借りて、子どもと一緒に家庭を作っていくという意識を持つことで、親子で成長していくことができます。

ママ自身がハッピーに過ごすことが、どんな家庭でも一番大切なことです。

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