来年も健康に働くために!年末に食べておきたいスーパーフード3つ
近年、海外のセレブらの間で人気を集め、日本でも注目されている“スーパーフード”という存在をご存知でしょうか? スーパーフードとは元々、海外での食事療法の際、有効成分を多く含む食品に対して医師が付けた呼び名が、スーパーフードだったといわれています。
つまり特定の食材を指すのではなく、栄養素や健康成分が効率的に取れる食材のことをスーパーフードと言います。そこで今回は、来年も健康に働くためにぜひ食べておきたい、オススメのスーパーフードとその効果について詳しくお話します。
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■1:アサイー
高い抗酸化力を持つブラジル生まれのスーパーフードと言えばアサイーです。まずアサイーは抗酸化物質が豊富ですので、シミの原因となる活性酸素の発生を抑える効果が期待できます。ほかにも鉄分がレバーの3倍、食物繊維はごぼうの約3倍、カルシウムは牛乳の約2倍、そして若返りのビタミンとも言われるビタミンEは、かぼちゃの約2倍含まれています。特にビタミンEは体内の細胞を保護してくれるため、美肌を保つためには欠かせない栄養素です。まさにアサイーはスーパーフードの名に相応しい様々な栄養素が含まれているわけですね。
■2:カカオ
カカオと言ったらチョコレートの原料として使用されているため高カロリーのイメージを抱く人が多いかもしれません。しかしカカオに含まれているカカオポリフェノールには素晴らしいアンチエイジング効果があります。なぜならカカオポリフェノールもまた高い抗酸化力を持っているだめ、細胞を酸化させる肌のくすみ、しわ、たるみ、乾燥などの原因を除去してくれます。
元々、カカオは中南米の植物ですが、昔からその地域では薬としても使用されていたことがあるそうです。それだけにカカオに含まれている栄養素はミネラル、マグネシウム、食物繊維、カルシウム、鉄、亜鉛、カリウムなど大変豊富。ただ通常のチョコレートはカロリーも高くカカオが少ないため、手に取るならば、甘さは抑えられてしまいますが、カカオが70%以上含まれているチョコを選びましょう。
■3:ココナッツオイル
あのミランダ・カーからも熱い支持を受けているのがココナッツオイルです。彼女はココナッツオイルのない生活は考えられないとまで公言しているそうで、毎日、大さじ4杯のオイルを、サラダや飲み物に混ぜて摂取しているそうです。そんなココナッツオイルの特筆すべき点は、中鎖脂肪酸が多く含まれていること。一般の植物油に含まれている長鎖脂肪酸に比べ、中鎖脂肪酸は体に蓄積されず、脂肪をすぐに燃焼してエネルギーへと変えてくれるため、非常に優れたオイルなのです。またココナッツオイルは腸の働きも整えてくれるため、便秘解消にも役立ちます。
いかがでしたか? これらのスーパーフードを日常の食事に取り入れるようにして、2015年も健康な体作りをして、がんばっていきましょう!
山下真理子
女医。岡山県出身。京都府立医科大学医学部医学科卒業後、医師免許を取得。テレビや週刊誌等で活躍する美人女医。最近では『anan』等、女性誌への進出も拡大している。愛称はマリリン。 著書多数。
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