お風呂の時間を美容の時間に変える、たった4つのポイント
年末の足音が聞こえはじめ、なんだか慌ただしい日々がやってきましたが、みなさんは毎日、ゆっくりと入浴していますか?
仕事で忙しい日が続くとお湯を溜めるのも面倒で、シャワーだけで済ませてしまうという人も多いかもしれません。もしくは、そもそも湯船に浸かる習慣がないという方もいるでしょう。
しかし、ここ最近は朝晩に冷え込む日も出てきました。そろそろ暖房のスイッチを入れたという方もいるのではないでしょうか?そうなると、寒くて縮こまった体をお風呂で温めて、リラックスしたくなりますよね。
入浴で体温を上昇させるのは、実は美容面でもとっても効果的。そこで今回は美容に役立つ入浴方法をお教えしましょう。ちょっとの意識で、お風呂の時間を美容の時間に変えることができますよ!
■入浴前にお水を1杯
寒い冬であっても、入浴時はかなりの汗をかきます。ですから、入浴前にお水をコップ1杯飲むことを習慣にしてください。そうすれば、湯船で汗として排出された水分を補うことができます。
また、ゆっくり時間がとれる時には、お水のペットボトルを持ってお風呂に入るのもいいですね。ゆっくり湯船に浸かりながら冷たいお水を飲めば、その美味しさは格別です。
■お風呂の温度は40度以下に
お風呂の温度、何度に設定していますか?夏場は30度台にしていたものを、季節の移り変わりに沿ってだんだんと上げてきているのではないでしょうか。
お風呂は寝る前に入るという方が多いと思います。となると、これからの季節は外の寒さに凍えて熱いお湯に入りたい!と思いがち。しかし、熱すぎるお湯に入ると自律神経系の一部のバランスが乱れ、入浴後に安眠できない状態になることも……。言わずもがな、睡眠不足は美容の大敵ですから、快眠のためにもお風呂のお湯の温度は40度以下を心がけましょう。
また、熱すぎるお湯は体への負担だけでなく、お肌自体にもダメージを与えることが。代謝をよくしたい、汗をかきたいからといって熱いお湯に入るのはNGです。とくに熱いお湯で洗顔をすると、肌を守る皮脂や水分などの潤い成分までをも洗い流してしまい、お肌がカサついてしまうので注意が必要です!
40度以下だと「ぬるいな」と感じるかもしれませんが、ぬるめのお湯でも十分に汗はかきます。その分、湯船に浸かる時間を長めにとるようにし、体内に溜まった老廃物を排出させましょう。
■湯船の中ではマッサージ
入浴中は体温が上がって血流がよくなっているので、マッサージタイムにするにはもってこい。マッサージで血行が良くなれば、肩こりや冷え、腰痛などが改善されることも。他にもむくみなどが気になる場所を、血流やリンパの流れに沿って揉みほぐしましょう。冷えた状態よりも温まっている体のほうが効果的です。
とはいえ、入浴はせっかくのリラックスタイム。やりすぎると体が疲れてしまうので、無理のない範囲でマッサージをしてくださいね。
また、発熱していたり、歯痛などの痛みやケガ、捻挫などの炎症を抱えている際は、マッサージによって悪化することもありますのでやめておきましょう。お酒を飲んだ後のマッサージも控えてくださいね。
■体が温かいうちにお肌のケアを
お風呂から上がると、お肌は一気に乾燥し始めます!ですから、体や顔の水分を拭き取った後はできるだけ早く保湿ケアを心がけてください。しかし、ここでも注意点が。顔の水分を拭き取る際にタオルなどで擦ったりすると、お肌を傷つけてしまいます。多少の水分は一時的な保湿の役割もしてくれますので、入念に拭き取る必要はありませんよ。
さらに、入浴後は顔の毛穴が開いているので、美容液やクリームの吸収率が高まります。ですから、入浴後の体が温かいうちにお肌のケアを行うとより効果的なのです。
とはいえ、小さいお子さんがいたりすると、子どもの着替えが最優先で自分の保湿は後回し……という方もいらっしゃるでしょう。そういう場合にオススメなのが、お風呂場の中に化粧水や乳液を置いておくこと。入浴後に保湿をするのではなく、入浴中に保湿まで完了させてしまうのです。最近はひとつで何役もこなせるオールインワン化粧品が数多く売られていますので、お風呂場専用に用意してみてはいかがでしょう?ズボラなように見えるかもしれませんが、お肌が乾燥するよりは断然マシ!
いかがでしたか?どれも今すぐできることばかりですよね。これらのポイントに加えて入浴剤やアロマなどのお気に入りの香りを入れれば、心もリラックスした状態に導くことができます。
お風呂の時間を楽しみながら、心も体もキレイになりましょう!
photo/PIXTA
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