見落としてない?意外と汚れてるトイレの壁の黄ばみ対策
汚れやすいトイレはこまめに掃除したいもの。いつもキレイなトイレは気持ちいいですよね。
汚れを見つけたら、ささっと掃除をしている人でも、壁はどうでしょう?
実は、便座の汚れは目立つので気付きやすいのですが、壁への飛び散りは意外に目立たないものなのです。
でも、放っておくと黄ばみの原因に!トイレの壁に注目してみましょう。
■黄ばみの原因
黄ばみの原因には2通りあります。
1つは、尿の飛び散り。2つ目は劣化による変色です。
今回は、臭いの原因にもなる尿による黄ばみに注目したいと思います。
男性が立って用をたすと、必ず尿が壁に飛び散っています。
特に男の子がいる家庭では、飛び散る頻度が高いと言えます。
この尿の飛び散りが、落ちにくい黄ばみとなってしまうのです。
和式トイレの時代は、壁もタイル素材が多かったのですが、洋式となった今は、圧倒的にクロス張りの壁が多くなりました。
壁紙は汚れが染みついて落ちにくく、汚れが蓄積しやすいため、黄ばみができやすいのです。
壁紙の表面に凹凸がある場合は、ただ拭き掃除をしただけでは、隙間の汚れには届かないから厄介です。
便座回りの壁をよーく目を凝らして見てください。
黄ばみがあるなら、尿によるものと思って間違いないでしょう。
尿による黄ばみは、放っておくと手遅れになります。
急いで対策しましょう!
■黄ばみに強い洗剤
尿が原因の汚れには酸性の洗剤が適しています。
便器用の洗剤は酸性のものが多いのですが、壁にも使用する場合は、壁紙を傷めないよう、薄めて使用することをお勧めします。
薄めてスプレーボトルに入れると使いやすくていいですね。
また、変色による黄ばみの場合は、逆に、アルカリ性の洗剤が適しています。
酸性とアルカリ性の洗剤は混ざると有毒ガスが発生しますので、取り扱いには十分に注意しましょう。
■効果的な落とし方
壁紙にしみついた汚れを落とすには、ちょっとしたコツがいります。
まずは、雑巾に洗剤を含ませ、トントンと汚れをたたきます。
壁紙の表面の凹凸部分に洗剤が行き届くように、細かくたたくことがポイントです。
たたいても落ちない場合は、眼鏡などを拭くクロスを準備してください。
眼鏡クロスは繊維が細かく、雑巾よりも壁紙の隙間に届きますので、雑巾の代わりに使ってみましょう。
もう一つのメリットは、こすっても壁紙を傷づけにくいというのもあります。
頑固な汚れで落ちない場合は、キッチンペーパーを使った湿布で落とす方法をご紹介します。
準備するもの
キッチンペーパー、洗剤(黄ばみのタイプに合わせて)
1.キッチンペーパーを広げたものに、洗剤を含ませ、気になる黄ばみ部分に貼り付けます。
2.浸透するように、そのまま10~15分時間を置きます。※汚れの頻度によって、時間がかわるので調整してくださいね。
3.汚れに洗剤が浸透したら、眼鏡クロスでこすってみましょう。
黄ばみの段階に合わせて、落とし方を試してみてくださいね。
汚れが落ちたら、最後に水拭きで洗剤を拭きとることも忘れずに。
■汚れを防ぐ
男の子がいる家庭では、壁の黄ばみに悩まされていることも多いかもしれません。
「せっかく、キレイにしたのに、またすぐ汚れる……」
そんな悩みには、壁紙に貼る汚れ防止シートがお勧めです。
ホームセンターなどで購入できますから、手軽に試すことができます。
通常の壁紙より掃除もしやすく、何といっても、汚れが落ちなくなったら貼り替えられます。
トイレ掃除のストレスから少し解放されますね。
■まとめ
普段、大人の目線では、トイレの壁への飛び散りは目に入りません。
ですから、見逃してしまい、なかなか落ちない黄ばみとなってしまうのです。
便座の掃除はこまめにしているのに、臭いが気になることはありませんか?
そんな場合は壁の汚れが原因であることも少なくありません。
是非、今一度、トイレの壁をチェックしてみましょう。
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