コレは驚き!自尊心の高い子どもが実感している5つの感情

コレは驚き!自尊心の高い子どもが実感している5つの感情
人間が前向きに人生を楽しみ、社会に貢献し、よりよく生きるための心のベースが「自尊心」。この大切な自尊心が育っている子どもは、ある5つの感情を実感していると言います。さて、それは何でしょうか。

こんにちは。子育てNGワードの専門家・曽田照子です。
ご自身も共働きで、かつ5人の子どものパパである児童青年精神科医・新井慎一先生によると、自尊心の高い子どもは共通して5つの感情を実感しているのだそうです。
逆に言えばその「5つの感情」を実感させることができれば、子どもの自尊心は育つということですよね。
では「5つの感情」とはなんでしょう。新井先生の著書「ママの心が楽になる子育て心理戦」よりご紹介します。

自尊心の高い子どもが実感している5つの感情

その1:自分は大切にされている=愛され感
自分は大切にされているという実感です。親や先生、友だちに認められることで、自分がその人にとって価値のある、大切な存在だと実感したときに感じます。

その2:できることが増えている=自分はできる感
勉強やスポーツ、ゲームなどで課題をクリアしたときなど、自分が努力してできることが増えたときに実感します。

その3:人の役に立っている=自分は役に立っている感
これにはふたつの方向性があります。ひとつは生まれたての赤ちゃんのように、存在しているだけで役に立っているという方向性。もうひとつは、お手伝いなどをして感謝されたとき。

その4:ありのままの自分を受け入れている=自分受け入れ感
健全な自己愛は必要です。自分自身の欠点も受け入れて「それでも自分は自分でいいんだ」という気持ちが自尊心につながります。

その5:やればできると言い聞かせている=ポジティブ思考
未来を明るいものと信じる気持ちが自尊心につながります。

1〜3は経験が必要ですが、実際の経験・実績より「そう感じているか」大事なのだそう。
4・5は考え方なので、意識してそう考えるようにすることが必要だそうです。

逆パターンもあり得ます

「自尊心の高い子どもが実感している5つの感情」というタイトルでまとめましたが、親自身もひとりの人間として自分の自尊心を大切にしてあげることが、子どもの自尊心を育てることにつながるようです。

逆パターンとして、子どもの自尊心をつぶすには、以下のように感じさせればいいそうです。
1 自分は大切にされていない
2 自分は何も出来ない
3 自分は役に立たない人間だ
4 自分はダメだ
5 どうせいいことがない

……並べるだけでうんざりしますね。親として子どもにこんな風に感じさせてしまわないように、時には普段の言葉や態度を振り返ってみるといいかもしれません。

参考書籍
ママの心が楽になる子育て心理戦
新井慎一

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