冷凍は保存するだけじゃなかった!冷凍応用した時短調理ワザ
ちょっと多めに作ったおかずを冷凍しておけば、お弁当や忙しいときに活用できますよね。
でも、ただ保存するだけでなく、冷凍することで、時短調理できるものもあるんです。
そんな時短調理可能な食材と冷凍には不向きなNG食材を紹介します。
冷凍OKな食材
トマト
トマトはなんと、そのまま冷凍OKなんです。
ラップに包んで、冷凍室に入れるだけです。
冷凍すると、トマトの皮が簡単に剥けるようになります。
解凍するときは、10秒ほど水につけて、手で皮を剥くと、ぶどうのようにつるんと剥けてしまいます。
トマトソースを作りたいときなど、湯剥きする手間が省けます!
ただし、冷凍したトマトは生トマトの食感はなくなりますので、あくまでも加熱用です。
豆腐
昔から冷凍には不向きと言われてきた豆腐ですが、冷凍豆腐は時短調理には欠かせません!
豆腐の食感は変わってしまいますが、味が染み込みやすく、煮込み料理にはもってこいなんです。
解凍して、ぎゅっと水分を絞れば肉のような食感にもなるので、唐揚げ風にしたり、ハンバーグにしたり、なんちゃって肉料理に変身します。
ヘルシーな豆腐をたっぷり食べられるのでおすすすめですよ。
玉ねぎ
カレーやハンバーグなどを美味しくしてくれるあめ色玉ねぎですが、なんと言ってもあめ色になるまで炒めるのが一苦労ですよね。
なんと、そのあめ色玉ねぎも、冷凍玉ねぎを使うとあっという間にできてしまうんです。
生の玉ねぎは細胞壁がしっかりしていて、なかなか壊れないんだそう。だから、水分が抜けるまで時間がかかってしまうんです。
そこで、冷凍することで、細胞壁が壊れるので水分が抜けやすくなるとのこと。
理論を知ると納得ですよね。
冷凍玉ねぎは一度試してみる価値ありそうです!
冷凍NG食材
マグロ
冷凍のマグロの刺身ってスーパーでもよく見かけますが、実は家庭の冷凍庫での冷凍保存はNGなんです。
家庭の冷凍庫では、じわじわゆっくりと凍らせるので、その間に変色して黒っぽくなってしまいます。
業務用の冷凍庫は低い温度で一気に冷凍するため、変色を防ぐことができるのだそうです。
ただし、味が変わる訳ではないので、漬けにして冷凍すると変色が気にならないですよね。
かまぼこ
かまぼこは繊維の中に水分があり、冷凍すると、水分が結合してしまいます。
解凍すると、結合した水分が抜けてしまいますので、ゴソゴソ、スカスカな食感になってしまうそうです。
余ったかまぼこは食べてしまうに限りますね。
たけのこ
シャキシャキの食感が美味しいたけのこですが、これも、繊維中に水分があるため、かまぼこと同じようになってしまいます。
さらに、たけのこの場合、繊維同士がくっついてしまい、固くなるというおまけつき。
食感が悪くなる上に、固くて繊維が噛みきれないなんて結果になってしまいます。
なるべく小さく切って保存すると、食感や固さが気にならなくなります。
保存したい場合は、細かく切って、混ぜご飯用に味付けして冷凍しておくのがおすすすめです。
まとめ
冷凍保存は食べ物を日持ちさせるだけでなく、時短調理にも役に立つワザなんですね。
冷凍NGな食材でも、工夫次第で美味しく食べられる場合もあります。
冷凍保存、賢く上手に使って時短料理していきたいですね。
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