暑い日の調理は面倒……夏こそ料理の時短術を見直そう!
いよいよ夏本番。共働きで疲れて帰ってきた上に、暑さでぐったりでは食事を作る気力もますますなくなりますよね。
暑いこの季節は、よりいっそう短時間で食事の支度を済ませたいもの。
料理をサッと作り、家事負担を減らすポイントを見直してみましょう。
Contents
■あらかじめメニューを決めておく
毎日、「今日は何を作ろう?」と悩むのは結構面倒なことです。
それに毎回冷蔵庫をのぞき、行き当たりばったりで料理を作ると、どうしてもいつも同じような定番料理に偏りがちになります。
メニューのマンネリ化を防ぎ、食事作りの時短のために、休日に1週間を目安にしたメニューを決めておきましょう。
予定がしっかり決まっていると、何を作るか悩まずサッサと調理に取り掛かれるので、作業効率もグッとアップします。
レシピサイトを参照すれば、旬の食材を使った料理がたくさんアップされています。
季節に合ったメニューを取り入れることで、暑い日でも食欲が増し、栄養価も高い食事になります。
1週間で1つの食材を使い回し、使いきれるようにすれば無駄もなく、節約にもなりますね。
さらに購入する食材が決まっていることで、買い物もスムーズにおこなえ、スーパー滞在時間も短縮することができます。
■買い物は休日にまとめてする
仕事で疲れた後に毎日買い物をするのは大変ですし、忙しい共働き主婦にとってその時間は貴重です。
出来れば休日にまとめ買いをして、平日は冷蔵庫や冷凍庫の食材を使いながら料理をしていくのが理想です。
足りないものが出た時だけ買い物に行くのであれば、買い物時間もグッと少なくなります。
買い置きの難しい野菜類も、冷凍のほうれん草やカボチャなどを利用すれば、野菜不足も解消できます。
冷凍野菜は旬の時期に収穫されるため栄養価も高く、買い置きには最適な食材です。
休日にまとめ買いをすることで食費の節約にもつながりますし、家族一緒に買い物をすることで楽しむ余裕も生まれます。
■ネットスーパーを利用してみる
暑い夏は休日だって買い出しに行くのは億劫という人は、ネットスーパーを利用してみてはいかがでしょうか。
ネットスーパーというのは、パソコンやケータイから注文をして、注文した日もしくは指定した日に届けてくれるインターネット上のスーパーのことです。
涼しい部屋でネットの商品をスーパーと同じようにカゴに入れて買い物が出来てしまうとっても便利なシステムなのです。
不要だったらすぐにカゴから削除が出来るので、商品を戻すために歩きまわる無駄な時間もいりません。
ネットだからと言って割高なわけではなく、価格もリアル店舗と一緒、ポイントも同じようにつくところが多いので、外出したくないこの時期にはとても便利なシステムです。
時間も労力も削減効果が大きいネットスーパー、試してみる価値ありです。
■ついでにカット、休日にまとめて下ごしらえ
平日の料理で下ごしらえが不要になると、料理がグッと楽になり、調理時間も短縮出来ます。
包丁を使って調理をする時には、ついでに次回の分も食材をカットし、休日に時間があれば平日用に食材を下ごしらえして、冷凍しておきましょう。
野菜は半分使ったら残りもカットして、翌日の野菜炒めや味噌汁などに入れてしまえば、1食の調理で2食分の食材の下ごしらえができ、包丁を使う回数が減ります。
肉も半分使ったら、残りの半分も食べやすい大きさに切り、下味をつけて冷凍保存しましょう。
冷凍すると味も中までしみて美味しくなります。
冷凍保存した肉は、前の晩に冷蔵庫に移しておけば自然解凍され、帰宅後は焼くだけなのでササッと手軽に夕食が完成します。
休日にまとめ買いした野菜やきのこ類は、使いたい大きさや切り方で、必要に応じて下ゆでするなどして冷凍してしまいましょう。
ハンバーグなどの冷凍保存出来るおかずは、作り置きしておきましょう。
平日は調理済みのおかずを解凍するだけ、または下ごしらえした食材を簡単に調理するだけ食事が作れます。
仕事から帰って面倒な料理をしなければというプレッシャーからも解放され、調理時間の短縮でゆっくり食事を楽しむ時間も確保できますね。
■時短家電を積極的に活用する
料理を簡単にするためには、便利な時短家電を活用するのも賢い方法です。
時短料理に欠かせないのがフードプロセッサーです。
玉ねぎのみじん切り10秒、キャベツの千切り30秒、餃子の種、ハンバーグの種も1分、大根おろしだって作れます。
フードプロセッサーがあれば働きながらでも短時間で手作り料理を作ることが出来そうですね。
そのほか、スープメーカーなら放っておいても料理が出来上がりますし、つきっきりで火の管理をする必要がないフライヤーなども、無駄な油のはねもないので、面倒な片付けまで時短になります。
野菜はお湯でゆでると栄養素が溶け出してしまいますし、手間も時間もかかりますので、電子レンジを上手に活用しましょう。
野菜を耐熱容器に入れてレンジでチンするだけで、数分で柔らかくなります。
シリコンスチーマーを使えば、ラップも不要で、美味しくい蒸し野菜が完成します。
また後片付けを楽にしてくれる食器洗い乾燥機は、やはり魅力的です。
手洗いする時間が省けるのはもちろん、手あれもせず、水道代の節約にもなります。
忙しい朝も食洗機のおかげで時間の節約が出来ますし、そのまま食器棚代わりにしてもOKです。
購入する費用は少々高いですが、とても便利ですし、毎日忙しい共働き主婦にとって、時間の確保には変えられませんね。
長期間使用できるものですから、1日あたりの費用を計算してみると、思ったほど高くないかもしれません。
■簡単調理食品で夫も食事作りに参加
自分ばかりが料理を作っていて、「たまには夫にも食事作りをしてほしい!」
暑くて毎日の料理が苦痛な時期には、そんなふうに思うこともしばしば。
とはいえ料理に苦手意識を持っている男性は多く、なかなか積極的に食事作りに参加してもらえないのも現状です。
そんな時役立つのが簡単調理食品です。
簡単調理食品は、すでに調味料の配合ができていて、野菜やお肉などの食材と合わせるだけで、プロ並みのしっかりした味付けの料理ができるのです。
中華を始め和食やイタリアンなど、本当にバラエティに飛んだ調理食品がたくさんあり、目移りしてしまうほどです。
さらには電子レンジや炊飯器だけで作れる簡単調理食品もあります。
レンジに材料を入れるだけで手のこんだ煮込み料理が出来たり、炊飯器に食材と調味料を入れてスイッチオンでご飯とおかずが同時に作れたりします。
出来るだけ火を使いたくない夏にもぴったりですね。
手早く美味しい料理が作れたことで自信がつき、これまでなんとなく料理が苦手と敬遠していた夫も、積極的に食事作りをしてくれるようになるかもしれませんね。
■市販の総菜を上手に取り入れる
確かに手間ひまかけた料理は美味しいけれど、時間が足りないなら、時には市販のお惣菜を賢く使って、その分家族で食事を楽しみたいですね。
ちょっとしたコツですが、買ってきたお総菜は必ずお皿に移し、パックのまま食卓に出さないようにしましょう。
また同じお惣菜を続けて買わないことも大切です。
豚カツやコロッケなどは玉子でとじてどんぶりにしたり、ポテトサラダはレタスやトマトなどと盛りつけて彩りよくボリュームアップしたり、リメイク調理もおすすめです。
少しの工夫で市販のお惣菜でも手抜きに見えず、楽して美味しい食事作りが出来ますよ。
■終わりに
いかがでしたか?
忙しくても暑くても、避けて通れないのが毎日の食事作り。
夏バテを防止する上でも、食事はとても重要ですから、家族のためにがんばりたいものです。
楽をしながらも、美味しい料理を作れるよう、自分なりの時短術を見つけたいですね。
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