収入が多い方の家事負担減どうしてる?不公平感のない共働きの家事分担方法とは
みなさんの家庭では、家事分担はどのように決定していますか?共働きの場合、公平に分けたいですが、お互いの働き方によっては半分ずつにできない場合も。そんな時【家庭における収入割合】に応じて分けたり、家事にポイントをつけて分ける方法があります。根拠のある数字を使って、納得感のある家事分担するコツをご紹介したいと思います。
■収入の割合で家事の負担を分ける
夫が年収600万、妻が年収400万であれば、家事分担は収入の割合に応じて夫4:妻6で分担するというものです。収入と言う客観的な数値を活用した、シンプルな分担方法ですね。
家事という見えにくい部分の負担割合が、数字によって算出されており、多く稼いでいる夫にとっては納得感のあるもので、妻にとっても、妻が働いている限り、夫の割合は0にならないことから、共働きの家事分担方法としておすすめする声のある方法です。お互いの年収に変化があった場合には継続して話し合い、また、子供の世話など家事の他にやるべきことがある場合は加味して分担を決定します。
家事の負担割合、負担することを明確にすることで不公平感がなくなり、家事の一つ一つに【誰の仕事】という責任箇所がしっかりつくことで、トラブルなく家事をこなせるというのがこの方法です。
■労働時間や曜日に応じて分ける
そうはいっても、収入に格差はあれど、同じくらいの労働時間で働いていたり、年収の低い妻の方が遠くまで通勤しているなど、年収で家事分担することに抵抗がある場合もありますよね。また、お互いの休日がずれているなど、お休みの日をうまく使って家事分担したほうが、負担感が少なくなることもあるでしょう。
また、数値化しにくい【子供の世話】の負担感もあり「稼いでいるからって家事は少なくていいのは納得いかない!」という妻の声も聞こえてきます。
収入で家事分担することが、必ずしも【不公平感がない】とは言いきれないかもしれません。お互いのライフスタイルに応じて、どんな分け方なら不公平感がないのか、その基本的な部分から夫婦で話し合いをすることが必要ですね。
■家事自体にポイントをつけて分担する
【収入】という数字に基づいて家事分担する方法の他に、家事の難易度やかかる時間に応じてポイントをつけて数値化し、お互いに負担するポイント分を自分で選ぶという分担の方法があります。
まず家事全体のポイント数を算出し、お互いに何割負担するかを決めます。ここを収入にしても良いですし、労働時間に合わせて決めてもいいですね。割合を決定したら、全体のポイント数から、自分が負担すべきポイント数になるまで担当する家事を選びます。お互いに在宅する時間や、得意な家事、不得意な家事を加味して選びましょう。
ポイントという数値に基づいて家事分担することで、この方法も不公平感が少なく、責任をもって家事を行うことができます。
■子供の世話がある場合はフラットに
どんな方法で家事を分担するとしても、子供がいる家庭では、子供の生活に合わせてフラットに変更できるようにしましょう。
子供は機嫌が良い日もあれば悪い日もあり、在宅していても思ったより家事が進まないことも多いですよね。そんな日には無理に分担にこだわらず、お互いにフォローしあって乗り越えましょう。
日々ある【子供の食事介助】【お風呂に入れる】などの仕事は、家事のポイントに含めておくと後からトラブルになりにくいですね。
■終わりに
多くの家庭で課題となっている【家事分担】。「私(俺)だけがやっている」という不公平感を生まないためには、まず何を基準に負担割合を決めるのかを夫婦で話し合うことが大切です。
また、お互いが【家事は2人の仕事】という当事者意識を持ち、やらされ感ではなく自分のやるべきこととして取り組む姿勢が大切なのではないでしょうか。
夫婦でよく話し合って、納得感のある家事分担を目指したいですね。
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