重宝すること間違いなし!共働きの強い味方は野菜中心の常備菜だった
共働き世帯の夕食。妻にとっては、心休まる時間とはほど遠い、戦場の時間と言えます。
その大変な料理の負担を減らしてくれるのが【常備菜】と言えますね。
上手に常備菜を活用している人も多いです。でも、逆にどんな常備菜を作ったらいいのかわからないという人もたくさんいますね。
今回は、常備菜作りの初心者の方でも、作ったら便利な野菜の常備菜をご紹介したいと思います。
ナムル
韓国料理の定番と言えるナムル。
もやしのナムル、人参のナムル、ホウレン草や小松菜などの葉物野菜のナムル、ゼンマイのナムル。
ナムルと一言に行っても、たくさんのレパートリーが存在します。
しかも、野菜だけで作れるので、栄養満点の常備菜になりますね。色々な種類の野菜を混ぜて、そこに鶏肉などを入れたら、豪華なおかずのナムルになったりもします。
アレンジの幅があるナムル。しかも、作り方は簡単なのです
野菜も、家にある野菜を色々と合わせて作る事もできます。
基本的な作り手順は
1、野菜を軽くゆでます。(野菜を柔らかくするためではなくて、色を良くするためにゆでます)
2、お湯から引き揚げて、熱い状態の野菜に小さじ1の塩を振り、もみます。(野菜の水出し)
3、野菜が冷めるまで、自然放置
4、野菜から出た水気をとるために、野菜を絞ります
5、味見をしながら、好みの塩加減にします。
(保存のことも考えて「少し塩分が濃いかな。」と思うくらいの濃さで)
6、ごま油を入れ、和える。 完成です。
もやしや、葉物野菜のナムルなら冷蔵庫で3日~4日は保存できます。
人参などの、日持ちしやすい野菜でも、1週間ほどで食べきるようにしてください。
野菜のピクルス
サラダ感覚で食べれるように、何種類もの野菜を、一緒に漬けておくと、便利な野菜の常備菜になります。
そのまま、ピクルスとして食べるのはもちろん
ゆで卵やマヨネーズを和えると、タルタルソースにもなります。
ポテトサラダ、マカロニサラダ、パスタサラダなどの具としても活用できます。
トマトソースでお肉を煮る時のスープとして、ピクルス液を活用したりもできます。
意外と、いろいろな料理に活用できるピクルス。ピクルス液さえできてしまえば、あとは簡単な手順で作ることができるのです。
クックパッドでピクルス液の作り方が出ていました。
材料は
酢1カップ
水1カップ
砂糖大さじ5
塩小さじ2
ローリエ2枚
にんにく1片(薄切り)
黒胡椒20粒
鷹の爪1本(種を出す)
作り方
材料をすべて鍋に入れ、火にかける。以上です。
後は、切った野菜を漬けて、1晩置くとピクルスになっています。たくさんの野菜の種類を入れて作っておくと、料理に使い分けたり、サラダとして出せたりと使い勝手が良い常備菜になります。
冷蔵庫で2週間くらい日持ちします。
揚げ浸し
野菜を素揚げして、和風汁に漬けておく料理「揚げ浸し」
夏などは、ナスやピーマンで作ることが多いかもしれませんが、毎回最初から作っているのは大変ですよね。
実は、揚げ浸しは日持ちする調理方法なのです。
素材のままでは日持ちしない茄子も、揚げ浸しのように加工しておくと4~5日ほど保存することができます。
また、揚げ浸しは、日数が経つほど味が染み込んで美味しくなっていくので、常備菜に向いている調理方法と言えます。
では、基本の茄子の揚げ浸しの作り方をご紹介したいと思います。
クックパッドで紹介されていた、茄子の揚げ浸しの材料になります。
材料: (2人前)
・なすび2∼3本(ピーマンなど) 1~2個
・めんつゆ適量
・かつおぶし(無くてもOK )1袋(小分けタイプ)
・しょうが(好みで)適量
・しそ、ネギをトッピング(お好みで)
作り方
1、野菜を食べやすく切ります。
2、野菜を揚げ焼にします。
3、深めの器に、めんつゆを入れ、揚げ焼にした野菜を入れます。
この時のめんつゆの量は、野菜が浸かるくらいの量を入れましょう。お好みで、かつおぶしや、しょうがを入れます。
4、少し時間をおいて、味が染みてきたら完成です。
冷蔵庫で、冷やして食べても美味しいです。
ナス以外の野菜でも、作ることができます。冷蔵保存で4~5日ほど日持です。
お弁当の彩にも活躍 コショウ炒め
人参やピーマンなど、色の濃い野菜をお弁当の彩りとして使用している人も多いと思います。
でも毎朝、お弁当用に調理をするのって大変ですよね。
夕飯用の常備菜を作るときに、お弁当にも活躍することができる常備菜があると便利だと思いませんか。
そんな人におすすめなのが【コショウ炒め】です。
味付けは、塩・こしょうとシンプルな味にしておくことで、夕飯のおかずとしてアレンジがしやすいですし、お弁当の彩にも活用することができます。
コショウ炒めにしておくと便利な野菜は、キャベツや人参、アスパラなど色が濃くてきれいな野菜です。
作り方
1、野菜を切る
2、野菜を油で炒める
3、塩、コショウで味付け(いつもより、少しだけ濃いめにしておくと便利です。)
完成です。
アレンジ方法
スープの具材にする。
野菜炒めに使う。
もちろんそのままでも美味しい。
煮物の具に使用する方法もあります。煮物の場合は、野菜にあらかじめ味がついているので、最後にプラスするくらいで大丈夫です。
ラーメンのトッピングにも使用することができます。
塩コショウというシンプルな味付けなので、味噌、醤油、塩、どの味のラーメンにもマッチします。
トマトソース
トマトソースも、使える野菜の常備菜です。
ソースに活用することはもちろん
忙しくて、料理する時間が無い時は、このソースに肉や野菜を入れて、ゆでたパスタにかけるだけでも、立派な1品になります。
お湯に固形コンソメと、トマトソース、それに具になる野菜を入れたら、豪華なスープにもなります。
トーストに、トマトソース・スライス玉ねぎ・チーズをのせて焼いたら立派な、ピザトーストに。
人気のトマト鍋の、味付けにも活用できます。
色々と、アレンジの幅がある、使える常備菜のトマトソース。
大量に作っても、冷凍保存をしっかりすれば1ヶ月ほど日持ちしたりします。
材料
ホールトマト 1缶
ニンニク 1かけ
塩・コショウ 適当
作り方
1、ニンニクをみじん切りにします。
2、フライパンに油(あればオリーブオイル)を入れ、そこに1を入れます。それから火をつけニンニクの香りを出します(弱火)
3、油にニンニクの香りが付いたら、ホールトマトを入れ、10分煮詰めます。(中火)
灰汁が出てきたら、すくい取ります。
4、塩、コショウで味付け 完成です。
ジップロックなどの保存袋に入れ、しっかり空気を抜いて保存してください。
薄く伸ばして、冷凍しておくなら、使う時に必要な分だけ折って使用することができます。
冷蔵保存なら1週間
冷凍保存なら1ヶ月を、目安にしましょう。
まとめ
いかがでしたか。
野菜でできる、常備菜をご紹介しました。常備菜は、作っておけば、その週の食事作りに重宝するものが多いと思います。
不足しがちな野菜ですが、週末に作り置きをしておくと、忙しくても野菜をたっぷりと食べることができます。
子供たちへの食育もかねて、野菜の常備菜をぜひ作ってみてください。
今回ご紹介した調理方法や、調味料の分量は基本的な情報ですので、お好みの味になるように調整をしながら作ってみてください。
この記事を読んでいる人は
こんな記事も読んでいます