家事や子育ては分担が当たり前?イマドキ共働き夫婦の不満
年々増加している共働き夫婦。お互いが仕事を持つことで、経済的な余裕ができるメリットがある半面、
子育てや家事に対する不満が多く聞かれます。
すべてのことを平等に分担している家庭もあれば、夫が積極的に協力してくれない家庭もあります。
そのことが原因でケンカに発展することも。
そこで、共働き夫婦の問題点や解決策を考えてみましょう。
妻の方が不公平!負担は妻にばかりのしかかる?
「会社を休むのはいつも妻のわたし」
子どもが熱を出して保育園や学校を休むとき、どちらかが会社を休まなければなりませんが、妻側が仕事を休むことが多いようです。
「わたしだって大切な仕事があるのに……」と、つい不満が募ります。
また、フルタイムで働いているのに、当たり前のように妻側の家事の負担が多い!との声も。
唯一の休みの日でも、家事や子育てに休みはありません。
疲れと不満が溜まり、ケンカの回数が増え、家庭内の雰囲気が悪くなってしまいます。
すべてに文句を言わないで!夫だって頑張っているんだ!
忙しい毎日の中、少しでもできることは協力しようと思っているという夫。
しかし、せっかく食器洗いをしても、
「洗い方が雑!」
「汚れが残っている!」
「もっと丁寧にできない?」
子どもをお風呂に入れたら、
「そんな入れかじゃだめ!」
「もっと優しくしなきゃ!」
と度々妻に注意され、どんどんやる気がなくなってしまう……なんてことも。
せっかく夫がやる気になってくれたのに、夫のやり方が気になってしまい、つい口うるさくなってしまう妻。積極的に行動していた夫も、だんだんと「文句を言われるぐらいなら最初からやらない方がいい」という気持ちになってしまうでしょう。
そして家事や子育てに協力しない夫になってしまうのです。
そんな夫に対し妻は、「なんで手伝ってくれないの!?」「手伝ってよ!」と、さらに不満が募ります。
これではいつまでたっても悪循環なままです。
感謝の気持ちを伝えあうことが最も大切
「共働きなんだから家事や育児は分担してあたりまえ!」と思っていると、
「なんで私だけ?」
「なんで文句言われなきゃいけないの?」
という気持ちになりやすいです。
まずはお互いの仕事をリスペクトすることを忘れないでください。
【お互いが家族の為に仕事を頑張ってくれている】
という気持ちをもっていると、相手に対する不満を和らげてくれます。
また、どんな些細なことでも、感謝の気持ちを伝えあうことがとても重要です。
妻側の場合
夫が洗濯をしてくれたけど、シワクチャなまま干していた……。
そんなときでも、「洗濯物を干してくれてありがとう!助かったよ」
と、感謝の気持ちを伝えましょう。
つい文句を言ってしまいそうになりますが、まずは協力してくれたことに対して、お礼を言うことが大切です。手伝ってほしいときは、「○○してくれると助かるんだけどお願いしてもいいかな?」とお願いしてみるといいでしょう。
もちろん、感謝の言葉を忘れずに。
言葉に出さなくても伝わっている!なんてことはありません。
夫側の場合
仕事が忙しく、家事や育児を手伝えないときでも、妻に対し「いつもありがとう」と声をかけるだけで、家庭内の雰囲気がガラっと変わります。
些細なことを【当たり前】と思わず、【ありがとう】と伝えてください。
仕事がお休みの日は、自分にできることがないか妻に聞いてみましょう。
「なにかすることない?手伝うよ!」と言ってもらえると、妻の気持ちは随分と楽になります。
【おわりに】
共働きといっても、働き方や収入などは家庭によって全く違います。
必ずしも分担が正しいのではなく、各家庭にあった方法があるので、どんな形が自分たちにあっているのかを夫婦でよく話し合いましょう。
そして、お互い感謝することを忘れないようにしてください。
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