時短&節約にもなる下味冷凍って知ってる?おすすめレシピをご紹介
最近話題の“下味冷凍”って知っていますか?肉や魚に下味をつけてから冷凍するというもので、時短&節約にも効果的な方法なんです。普通に冷凍保存するよりも、下味冷凍をした方が美味しく保存できる上に、加熱するだけで出来上がるのでストック食材としてもとても優秀です。忙しくて、毎日の料理が憂鬱……という人や、メニューを考えるのが負担になっている人にとてもオススメの方法ですよ。
今回は、下味冷凍のコツや美味しいレシピをご紹介します。
下味冷凍とは?
下味冷凍とは、肉や魚に味付けをした状態で冷凍しておく保存方法です。冷凍に対応している保存袋に肉や魚や野菜と調味料を入れて揉み込んでから冷凍保存します。
美味しい下味冷凍のコツは、なるべく平らにして冷凍することと、しっかり解凍してから調理をすること。食べる日の朝に冷蔵庫に移しておけば、帰宅後にサッと加熱するだけでメインディッシュの出来上がり!
下味冷凍は、完成の一歩手前の状態で保存しているので、調理時間を短縮することができます。作り置きと違って、出来立てを食べることができるのもメリットといえますね。
下味冷凍をした食材は、約1ヶ月を目安に食べきるようにしましょう。
下味冷凍のメリット
肉や魚が安い時、買いだめをすることってありますよね?そんな時は、買った食材を使って下味冷凍をしておきましょう。冷凍保存している間にしっかり味が染みるので、美味しく保存することができますよ。肉と野菜を一緒に浸けておくと、冷凍食品感覚でサッと加熱するだけで1品完成するのでオススメです。
< 下味冷凍のメリット >
- 焼く・煮るだけなので調理が簡単
- 作り置きより保存期間が長い
- 使う調理器具が減る
- 献立を立てやすくなる
- 肉や魚を美味しく保存できる
- 出来立てを食べることができる
簡単にできる下味冷凍レシピ3選
まずは、冷凍ができる保存袋を用意しましょう。次に、切った具材と調味料を入れて袋ごとよく揉んで、冷凍庫に入れれば出来上がり。
具材と調味料の組み合わせ次第で、レシピのアレンジも可能ですよ。今回は、特におすすめの3つをご紹介します。
鶏むね肉のトマト漬け
材料(2人分)
- 鶏むね肉 2枚(600g)
- トマト缶 1缶
- コンソメ顆粒 小さじ2
- 塩・砂糖 各小さじ1
- こしょう 少々
- にんにく(すりおろし) 1~2片
鶏むね肉は繊維を断つようにそぎ切りにしましょう。鶏もも肉でも代用が可能です。
タンドリーチキンレシピ
材料(2人分)
- 鶏もも肉 2枚(600g)
- トマトケチャップ 大さじ3
- 無糖ヨーグルト 大さじ2
- はちみつ 大さじ1
- しょうゆ 大さじ1/2
- カレー粉 大さじ1/2
- ニンニク(チューブ) 3㎝
- しょうが(チューブ) 3㎝
- あればパプリカパウダー 小さじ1
鶏肉は4㎝大に切っておきましょう。子どもも大好きな、ごはんが進む味付けです。
プルコギレシピ
材料(4人分)
- 豚肉(こま切れ) 500g
- 玉ネギ 1個
- ピーマン 2個
- 赤ピーマン 2個
- 酒 大さじ3
- 砂糖 大さじ2
- しょうゆ 大さじ4
- コチュジャン 大さじ1
- ニンニク(チューブ) 5㎝
- すり白ゴマ 大さじ2
- ゴマ油 大さじ1
玉ネギは幅5mm、ピーマンと赤ピーマンは幅2~3mmに切ります。1回に食べる分ずつ小分けに冷凍しておくと使いやすいですよ。
下味冷凍で毎日の料理がグッと簡単に!
肉の特売日にまとめ買いをして下味冷凍をするようになってから、調理時間が短くなりました。そして何よりも「今日は何を作ろうかな?」と、献立に悩むことがなくなったのが一番のメリットです。前日に、ストックのうちから1つを解凍しておくので、メインに悩むことはほぼありません。しかも、流水解凍なら10分ほどで解凍できるので、急な来客にも対応できるのでとてもオススメです。
また、時間をかけずに出来立てで食べられるように調理できるのも下味冷凍の魅力。時間のない平日は、ストックでメインを作り、作り置きの副菜を食卓に並べるだけで、しっかりとした夕食を準備することができますよ。
時短&節約が叶う下味冷凍。「これだけでいいの?」というほど簡単なので、ぜひ試してみてくださいね。
photo/PIXTA
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