衣替えはいつやるべき?オススメの時期と失敗しない整理収納方法
季節が移り替わる時期にやるべき大仕事と言えば、「衣替え」ですよね。夏服と冬服をそれぞれ整理する衣替えは、重労働で時間がかかるもの。ついつい後回しにしてしまって、気温に合う服が全然ない!なんてことも。
今回は、基本的な衣替えの方法とスムーズに行うためのコツを紹介します。
Contents
衣替えっていつやればいいの?
地域によって差がありますが、衣替えは6月と10月にすることが多いです。夏と冬だけでなく、春と秋にも衣替えをする場合は、春服を4月、秋服を9月の初旬に行うと良いでしょう。
ただし、衣替えは快適に過ごせる服装をするためにするものなので、その年の気温に合わせて衣替えの時期を決めてくださいね。
衣替えの方法
- 必要なものと不要なものに仕分ける
- 不要な服を処分する
- 来シーズンも着る服を洗濯する(クリーニング)
- 収納場所を決めて、収納スペースを測る
- 収納スペースに合わせた収納ケースや収納袋を選ぶ
- 収納アイテムに畳んだ服と防虫剤を入れる
- 収納場所に置いて衣替え完了!
上手な衣替えのコツ
晴れている休日に行う
衣類は湿気に弱いのでカビてしまうのを防ぐためにも、晴れた日に行いましょう。衣類を出し入れする衣替えは、意外と時間がかかるので休日の朝から始めるのがコツ。家族が在宅している日に行えば、衣類の選別もスムーズにできますよ。
収納場所を掃除しておく
衣類を収納するクローゼットは、換気が十分にできないのでどうしても湿気が多くなってしまう場所です。衣替えの前に掃除機をかけて拭き掃除をして、完全に乾いてから収納するとカビや害虫予防になります。
防虫&防湿対策を忘れずに行う
全ての服をキレイに洗濯してから収納するようにしましょう。ニオイや害虫がついたまま収納してしまうと、服が傷んだり、黄ばみの原因になります。クリーニングに出したものは、ビニールを外して一度干してから収納しましょう。
湿気や害虫から守るためにも、収納に防虫剤と乾燥剤を入れるのも忘れないようにしてください。
引き出し式の収納ケースがオススメ
収納ケースを新調する場合は、引き出し式の収納ケースがオススメ。時期ごとに分けて収納しておけば、夏服の引き出しと冬服の引き出しを入れ替えるだけで衣替え完了。上フタタイプのように、箱ごと上げ下ろしをしなくてもいいのでラクになりますよ。
圧縮袋に入れて収納
収納場所が足りない場合は、圧縮袋を使った収納方法がオススメ。
ただし、圧縮して収納するのでシワになってしまいます。トレーナーやセーターなど、シワになりにくいものの収納にはとても便利ですよ。
収納する前に!念入りに洗濯しよう
来年また着たい服は、一度念入りに洗濯をしてから収納しましょう。見えない汗や皮脂などが付いたまま保管しておくと、変色を招くことがあります。大切な服はクリーニングに出してから収納しておくと、黄ばむことなく来シーズンを迎えられますよ。
衣替えの最強テクニック!クリーニング&保管サービス
衣替えは収納スペースが少ないと、服を出し入れするだけでも大変。そんな時は、手間がかからず収納場所の問題まで一気に解決してくれる「クリーニング&衣類保管サービス」がオススメ!
1着1,000円~3,000円程でクリーニングした後に6ヶ月〜9ヶ月間保管してから自宅に郵送してくれます。クリーニングついでに収納の場所と手間も引き受けてくれるという、衣替えの最強助っ人。
自宅で洗いにくい厚手のセーターやアウターは、収納にも大きなスペースが必要なので、冬物をしまう時の利用は特にオススメ。一度にたくさん預けるとお得になる場合があるのでシーズンごとにまとめて預けると良いでしょう。
中古買取サービスを利用した処分方法
衣替えは、来シーズン着るかどうかを選別して整理するチャンス。でも一度は気に入って購入したアイテムなので、「捨てる」となるとなかなか決心できないもの。
捨ててしまうのは気が進まなくても、他の誰かが着てくれる「売る」という選択をするのもひとつの手ですよ。ブランドバッグや靴、服などは買い取り対象になりやすいので処分してしまう前に、一度査定に出してみましょう。
上手な衣替えで快適な生活を
せっかく気合を入れて衣替えをしたのに、急に暑い!など、例年にはない気温になることも多いですよね。一気にすべての服をガラッと衣替えしてしまうと、変化する気温に対応するのが難しく、体調をくずしてしまうことにもなりかねません。
オススメは、2週間程度の移行期間を設けて徐々に衣替えをする方法。朝夕の寒暖差の激しい季節の変わり目にも、上手に対応できる衣替えのワザです。上手に衣替えをして、次の季節を気持ちよく迎えましょう。
監修:鈴野寿子(家事代行サービスCaSy・お掃除研修講師)
photo/PIXTA
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