いつもよりちょっと丁寧な生活♪『ベランダガーデニング』のススメ

普段生活をしていると、「野菜はスーパーで買うもの」と思いがちですが、意外と自分でも簡単に作れることを知っていますか？ミニトマトやシソ、ミントなどのハーブは、ご自宅でも簡単に育てることができるんです。しかも、大きなお庭がなくとも、プランターをいくつか置けるベランダがあれば十分楽しめます。

今回は、そんなお家でできる『ベランダガーデニング』についてご紹介します。

ベランダガーデニングのメリット

ベランダガーデニングをオススメするのには、いくつか理由があります。

余分な買い物をせずに済む

シソの葉やバジル、ハーブなどの「あったらうれしい」食材は、スーパーで買うと結果的に高くついてしまうことがありませんか？しかもどれも少しあればいい食材なので、買ったはいいけれど余らせてしまうことも。自分で育てていれば、そのようなこともなく、使いたい分だけ料理に使うことができます。

日々、植物の成長を感じることができる

日々の成長はささいなものですが、植物の力は不思議なもので、人にいろいろなパワーを与えてくれるような気がします。実がなるものであれば、その喜びもひとしお。子どもがいるご家庭ならば、植物を育てるという感覚を教えてあげることにも活用できます。

ベランダガーデニングの始め方

まったくゼロの状態から始めるのは面倒な気持ちもあるかもしれませんが、一度始めてしまえば次々に新しい苗が欲しくなってきたりしますよ。わたしが始めた時の流れをご紹介します。

①ホームセンターに行ってみる

都心に住んでいる方にとってはなかなか行く機会がないかもしれませんが、まずは自宅から近いホームセンターに行ってみましょう。プランターや土などの、大きくて重たいものはネットショッピングを活用して、苗だけホームセンターや近くの花屋で買ってもOK。車を利用して一度に買い物を済ませてしまいたい方は、レンタカーなどを借りてしまってもいいでしょう。

②必要なものを買う

photo/CaSyジャーナル

ベランダガーデニングに最低限必要なものは、以下です。

• プランター
• 土
• 鉢底石
• 苗
• シャベル
• じょうろ

プランターは、育てたい苗の大きさに合わせて買いましょう。また、プランターの底に敷く『鉢底石』というものも、水はけをよくする上でとても大切です。肥料などの追加で必要なものは、育てていく中で必要になった時に買えばOK。じょうろも、自宅にケトルなどがあればそちらで代用している方もいます。予算に合わせて柔軟に対応しましょう。

③苗を選ぶ

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最大の楽しみは、なんといっても苗選び。たくさんの苗があるので、自分が育てたいと思うものを選びましょう！たとえばハーブ類であれば、ホッと一息つきたい時のお茶用に選んでもいいですし、バジルなどはパスタに入れたら美味しいですね。ほかにも実がなるもので育てやすいのは、ミニトマト、唐辛子などもあります。

④植え方

photo/CaSyジャーナル

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必要なものを揃えて自宅に帰ってきたら、いよいよ植える作業に入ります。複数の違う種類の苗を買った場合には、なるべく同じ種類のものを合わせてプランターに移し替えましょう。植物同士でケンカをして、どちらか一方が枯れてしまうこともあるためです。ただし、ハーブは育つ力が強いため、同じハーブ同士でも枯れてしまうことがあります。ホームセンターや花屋では、寄せ植えの相性がいいもの・悪いものなどを教えてくださることもあるので、遠慮なく聞いてみましょう。

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プランターには、鉢底石、土、苗、の順番で入れていきます。土をプランターいっぱいに入れたら、お水を十分にあげてくださいね。

実りある毎日を愉しもう！

実家にいたころは両親が庭で植物を育てていたものの、いざ自分が始めてみようと思うと、なにから揃えたらいいかわからない、という状態になってしまいましたので、ご紹介しました。

育てていく中で、枯らしてしまったり、元気がなくなったりしてしまうことももちろんありますが、それも勉強だと思って楽しんでみて。食材はスーパーなどで買ったほうがもちろん便利ですが、それ以上に実りのある充実した生活になりますよ。みなさんもぜひ、ベランダガーデニングを試してみてくださいね！

監修：藤村亜美（家事代行サービスCaSy・お料理研修講師）

photo/PIXTA