子育てママの仕事探し！求人案内を見る時に注意するポイント3つ

「妊娠をきっかけに退職したけど、また仕事がしたい」「子どもが小学校に入ったから、もう一度仕事を始めたい」そんな風に考えているママは、きっと多いでしょう。

でも、子育て中に仕事に就くには不安がつきもの。今回はそんなママのために、求人案内を見る時に注意するポイントを3つご紹介いたします。

【1】自宅や学校・保育園からの距離

子育て中の女性が仕事を探す時に重要なことは、通勤時間がどのくらいかかるか？ということ。子どもがいない場合には、例え通勤時間が1時間以上など長くても、自分さえよければOKですよね？しかし、子どもがいる場合、病気や怪我などでの急な呼び出しなどが起こり得ます。

それ以外にも、保育園や学校の行事などで、平日に行かなければならない場合もあるでしょう。

そんな時、仕事場が家や学校から遠いと、お迎えや行事に参加するのがかなり大変になります。例えば、仕事場が近ければ、少し中抜けして行事に参加するようなことも可能ですが、距離が遠いと行事参加も丸一日休まなければいけません。

それに、通勤時間はなるべく短い方が、家事や育児へかける時間が削られることがないので、毎日の負担が少なくなります。そういったことを考えると、少なくともパパ、ママどちらかは学校、保育園の近くの仕事場にしておくのがおすすめです。

一般的にはママがお迎えに行くケースが多くなるので、ママが近い方がより安心ですね。

【2】子育てママの実績を確認する

求人案内を見る時に重要なのは、子育てママが働いた実績があるかどうかを確認しておくこと。子育て中の時短勤務などについて規定があったとしても、実際に利用した人がいない場合などは、企業側の受け入れ体制に不安が出てきます。

どれだけ迷惑をかけないようにしたとしても、子育て中というのはいろいろと起こるもの。過去に子育てママが働いた実績があれば、どういうものなのかを上司や先輩にある程度は理解してもらえる、という利点があります。

今は、求人サイトなどの情報にも「子育てママがたくさん働いています」など、子育てママの実績を売りにしている会社も多数あるので、そういった企業を選択肢として選ぶと良いでしょう。

また、女性が多い企業や事業所の場合、社内に託児所がある場合もあります。倍率は高いでしょうが、通いやすい場所にある場合には、候補として考えてみるのも良いでしょう。

【3】残業なしで時間を決めて働ける

子育て中の場合、残業の多い職場では働きづらいことがたくさん出てきます。恒常的に忙しくて皆が残業している中、自分だけ残業しない、というのは難しいもの。

そのため、基本的には、残業がない職場を選ぶことが重要です。求人情報には「残業なし」や「残業月○時間程度」など目安が記載されている場合も多いので、そういった部分も応募前にしっかりチェックしておきましょう。

または、正社員ではなくパートなどの雇用形態で時間を決めて働くというのも、子育て中によく選択されている働き方の一つ。子どもが高学年になるまでの期間などは、融通がきくようにしておくのもおすすめです。

【おわりに】

子育て中だと求人を探す際にも、どうしても子どもが優先になってしまいます。しかし、これは子どもが大きくなるまでの期間限定のこと。良い仕事に巡り合うためには、普段から意識して求人案内に目を通すことが必要です。

子育てには何かと手がかかるもの。この時期を無理なく乗り切ることができるよう、応募前の条件確認はしっかり行っておきましょう。