GWも油断は禁物！夏前の今からできる日焼け対策３ステップ

寒暖差が激しい春先の気温が落ち着きを取り戻し、ぽかぽかと過ごしやすい時期に突入すると気になってくるのが紫外線。暑さを感じ始めてから日焼け対策をする、という人も多いですが、実は本格的な対策をしていない分、夏前の今の時期はもっとも焼けやすい時期とも言えるのです。

しかもこのGWは10連休！屋外でのレジャーを楽しむ人も多いことでしょう。そこで今回は、夏前から気をつけたい日焼け対策について、意外な３つのポイントを紹介します！

１: 日焼け対策用の化粧品の選び方は？

日焼け止めはもちろんのこと、日焼け対策を意識した時はベースメイクなどの化粧品も日焼け止め効果のあるものを選ぶという人は多いはずです。

しかし、その正確な選び方を知っている人は意外に少ないもの。日焼け止めに書かれている表示で『SPF』、『PA』というものがあるのはご存知でしょうか？実はこのふたつが日焼け止めや化粧品選びで重要になります。

SPFは紫外線により肌が赤く日焼けしてしまうことに対して、何もしていない状態と比べてどれだけの時間効果を発揮し、日焼けを遅らせることができるかを20分刻みで表したものです。例えばSPF10の場合、20分×10＝200分、つまり一度塗ることで200分その効果を持続させ、日焼けを遅らせることができます。

対してPAは＋の数で表記されます。＋の数が多いほど、肌を黒くしたりシワやたるみの原因になったりするUV-A波を防ぐことができます。UV-A波は曇りの日などでも肌に影響するため、実際に日差しの強さを感じる時期でなくても意識すべきポイントです。

日焼け止めやその効果がある化粧品は、効果が高ければ高いほど肌の乾燥を招きます。ただ数値が高ければいいというものではなく、自分自身が外にいる時間などを加味して最適なものを選びましょう。

２: 日焼け防止に効く食べ物は？

肌表面に対する日焼け対策の他、体の内側から日焼けを防止してくれる食べ物を意識的に摂取することで、紫外線によるメラニン色素の定着などを抑えてくれる可能性があります。

そのためにすべきは、抗酸化作用を持ち、細胞のターンオーバーを促進させてくれる栄養素を含んだ食材を選ぶこと。抗酸化作用が高いことで知られる栄養素が、リコピンとβカロチン、ポリフェノールなどです。リコピンと聞いて多くの人が思い浮かべるのはトマトですね。トマトは加熱することでリコピンが増加するため、加熱調理したり、トマト缶を利用したりすることでより日焼けに対する効果が高まります。βカロチンはニンジンなどに含まれる栄養素として有名。夏に旬になる緑黄色野菜を積極的に取り入れるといいですね。

また、上記の栄養素の中でも日本人が取り入れやすい栄養素はポリフェノールではないでしょうか。ポリフェノールが赤ワインなどに入っていることは多くの人が知るところですが、実は私たちに馴染み深い日本茶にも入っているのです。日常的な水分補給に日本茶を取り入れることで、無理なく内側からの日焼け対策ができそうです。

３: 洋服なども日焼け防止を意識！

日焼けを徹底的に予防したいなら、着用する洋服などもUVカット仕様のものを選ぶといいですね。紫外線防止機能がついている洋服は『UVカット機能付き』などの表示がされていることが多いですが、より詳しくその洋服の機能を見るためにはUFPという数値を確認しましょう。UFPの表す効果は、SFPと同義になります。15〜34、24〜39、40〜50+という３段階で表記され、使用するシーンによって選ぶことができます。日差しの強いビーチなどに遊びに行く際は、40〜50+などの紫外線カット力強めのものを持っていくといいでしょう。

また、サングラスの着用も日焼け対策にはオススメです。というのも瞳で感じ取った光の強さで、体内のメラニン色素が生成されるという部分もあるため、目から入る紫外線をカットすることも肌の日焼け対策には有効なのです。

本格的な日差しを浴びる前からしっかり対策を！

肌が感じるジリジリとした日差しを浴びる前は、どうしてもその対策がおろそかになりがちです。

しかし、そんな時期こそしっかりと対策をしておかないと、夏を迎える前にすでに焼けてしまった！なんて場合も。早くから対策しておくことで、本格的な日差しの季節にも安心して太陽の下でのレジャーを楽しむことができますね！

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