これだけはやっちゃダメ!知っておきたいニット手洗い3つのタブー
みなさん、お気に入りのニットの洗濯、どうしていますか?
毎回、クリーニングへ出すと費用がかさむし、洗濯機で洗うには不安。そんな人にはニットの手洗いがオススメです。手洗いと聞くと面倒と思われるかもしれませんが、3つのタブーさえおかさなければとても簡単!ニットを傷めることなく、簡単に手洗いができるのです。
【1】熱いお湯は使うべからず
ニットはとてもデリケートな素材です。そんなニットを洗濯する際には、熱いお湯は使ってはいけません。縮みの原因につながりますので、ニットを手洗いする際の適温は約30度。手をつけてみて、ちょっとぬるいなと感じる位がニットの手洗いに適しています。
ニットを手洗いする際には、洗い専用の洗濯桶とすすぎ専用の洗濯桶の2つを準備しましょう。2つの洗濯桶にはどちらにもぬるま湯を入れておくと、手洗いがスムーズにできます。洗濯桶がなければ洗面器でも代用OK。
【2】10分以上洗うべからず
ニットを手洗いをする際には、ダラダラと時間をかけていてはいけません。これは長時間ニットを水につけていると、素材が傷んでしまうため。ぬるま湯を入れた洗濯桶にニットを入れて、やさしく押し洗いをします。時間は5分程度で、長くても10分で終わらせましょう。くれぐれも10分以上、水につけておかないように注意してくださいね。
シミができてしまったニットの場合には、時間をかけて手でゴシゴシと洗いたいところですが、これもタブーです。まずは手洗いをする前に、シミの部分だけシミ抜きをしておくべき。できれば、汚れがついた直後にシミを取り除くようにしたいですね。時間が経つにつれて、シミなどの汚れは取り除くのが難しくなりますので、できてしまったシミはできるだけ当日か、翌日には処置をしましょう。
【3】脱水は自ら行うべからず
洗濯桶で手洗いをしたニットは、次に脱水が必要となります。水がしたたるような状態で干すのがいいと思われていますが、それは大きな間違い。水に濡れた状態で干してしまうと型崩れの原因となりますから、ある程度の脱水が必要となります。
ニットの脱水には洗濯機を使います。「手洗いをしたのに、どうして洗濯機?」と思われる人もいらっしゃるでしょう。しかし、手で脱水しようとすると、ニットを押したり、ねじったりと素材にダメージを与えてしまうことに……。その点、洗濯機の脱水はネットに入れて回すので、直接ニットに触れることがありません。よって、脱水は洗濯機を使う方が、ニットへのダメージを減らすことができるのですね。ちなみに、脱水の時間は長くても30秒まで。この点は気をつけてください。
おわりに
お気に入りのニットは、いつまでも美しいスタイルで着たいものですよね。そのためには日ごろのお手入れが大切。洗濯機に入れてジャブジャブと洗うのではなく、手洗いで丁寧に洗いましょう。そうすれば、お気に入りのニットが長持ちをし、なおかつ型崩れもなく、キレイな状態がキープできます。
手洗いは大変だからと洗濯機でニットを洗っていた人も、実際に手洗いをしてみると思っていたより簡単にできることに驚かれるでしょう。洗濯上手は、快適なライフスタイルを保つ条件のひとつ。ニットの手洗い、是非とも試してみてくださいね。
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