子どもが病気に!緊急時に知っておきたい病児保育とお助けサービス情報

やっとの思いで保育園が決まり、ママが復職。「さぁ、これから仕事も頑張るぞ!」と決意を固めると同時にやってくるのが、保育園に通いだした子どものあらゆる感染症です。子どもを持つまで聞いたこともなかった感染症を保育園でもらってきてしまうことが多く、時には大人にもうつってしまうことも……。

復職したのはいいものの、子どもの体調不良が重なって仕事を休みがち、あっという間に「有給がない!」という事態に陥ってしまいます。また、出張やアポイント、プレゼンなど「今日はどうしても仕事を休めない!」という時のために、病児保育という選択肢を持っておきたいもの。

そこで今回は、子どもが病気になった時の病児保育の利用方法やメリット・デメリットと、是非とも知っておきたいサービスを紹介します。使わないに越したことはないですが、知っておくといざという時に安心ですよ。

そもそも病児保育とは?

病児保育とは、体調を崩している子どもを預かってくれる施設のこと。通常の風邪などであれば、症状が治れば今まで通り保育園に登園することができますが、症状が治っても体内に菌やウイルスが残っている可能性がある感染症の場合は、見た目は元気でも数日登園を制限されるケースも。また、感染症ではなくとも37.5℃を超える熱がある場合、預かることができないとしている保育園がほとんど。病児保育では、そのような状態の子どもを預かってもらうことができるのです。

通常の保育園と同じく施設に足を運んで子どもを預かってもらう『施設型』と、自宅に病児保育士に来てもらえる『訪問型』があり、自治体が認可する病児保育はほとんどが『施設型』。また、原則として保育園に子ども預けている家庭が対象になります。民間の病児保育の場合は、保育園に子どもを預けていなくてもOKというところもあります。

病児保育の利用には事前準備が必要!

前述の通り、病児保育の形態は様々。ここでは自治体が認可する施設型の病児保育の一般的な利用方法を紹介します。細かな規定などは自治体により様々ですから、確認をお忘れなく。

1: 利用には事前登録が必要!

実は病児保育は、子どもが体調を崩してしまったという時にすぐ預けられるものではないことがほとんど。ですから、前もって病児保育の利用登録が必要になります。自治体が運営しているいくつかの病児保育所ごとに、それぞれ登録が必要になる場合も!

この事前登録が病児保育利用の最初にして最大の落とし穴と言えるのではないでしょうか?体調不良時の対応は緊急性が高いもの。いざという時のために、復職前に登録しておくことをオススメします。

2: かかりつけ医師の診断書を準備する

病児保育を利用するには、事前登録だけではなく、かかりつけ医師の『病児保育を利用する旨が記載された指示書』が必要にな流場合も。とはいえ、病児保育を利用したいその日に指示書をもらうとなると、せっかく病児保育に預けることができても、結局仕事の時間は短くなってしまいます。

「もしかしたら明日は保育園に行けないかも……」そう思った時点で病院に連れて行き、指示書をもらうとスムーズですね。

3: 病児保育の予約を行う

事前登録が終わり、医師の指示書ももらったところで、やっと病児保育の予約。これは電話やネットで予約するというケースが多いようです。予約が完了すれば、実際に病児保育に預けることが可能になります。

しかし……感染症の流行る季節はひとつ注意点が!

『感染症が流行っている=病児保育を利用したい家庭もおのずと増える』ということになるため、利用したい日の予約が開始された時点で即予約の連絡を入れるというスピード感が必要になります。病児保育は、預かることのできる子どもの数も少ないため、予約開始時刻から少し遅れてしまっただけでキャンセル待ちに回されてしまうこともあります。

病児保育のメリットは?

病児保育のメリットはやはり、体調の悪い子でも病児保育士という専門のスタッフが責任を持って預かってくれる、というところにあります。親とはいえ医療の知識も乏しい状態で、体調不良の子どもを横に置いて家で仕事をする、というのは不安でもあり、また仕事も思うように進みません。

また、家で仕事をすることができない場合も、専門スタッフが対応してくれていることで安心して仕事に専念できます。

病児保育にデメリットはある?

利用予約までの壁さえ突破すれば、働くパパママにとっては非常にありがたいシステムである病児保育。しかし、もちろん病児保育にはデメリットもあります。それは、他の感染症などをもらってきてしまう可能性が高まること。体調の悪い子だけを預かっている場所であるため、ある程度そこのリスクは承知しておかなければなりません。

いざという時の民間サービスも知っておこう

子どもを病児保育に預けなければいけない、という場合以外にも、親にとっては子どもの体調不良の対応に困ることがありますよね。そんな時は民間のサービスを上手に利用することも大切です。今回は、夜間や休日の発熱などの際に便利なサービスを紹介します。

1: 無料で子供の症状を医師に相談できるアプリ『キッズドクター』

©株式会社エバーセンス

子どもが発熱、夜になるにつれてどんどん体調が悪くなってきた……小さな子どもを持つ親ならば、誰もが一度はその不安を経験したことがあるはず。

『キッズドクター』は、夜間や休日など病院が開いていない時間帯でも、自宅にいながら子どもの症状について医師に電話で相談でき、必要な場合は自宅まで往診にも来てもらえる、子どもの健康を見守るスマホアプリです。

子どもを病院に連れていく時間をなかなかとれない共働きの家庭にとって、就業時間外に子どもを診てもらえるというのは大きなメリットですね。また、体調の悪い子どもを自転車やタクシーに乗せることなく、自宅のベッドで診てもらえることで精神的な負担も軽くなります。

キッズドクターのダウンロードはこちら

2: お買い物代行とフードデリバリーサービス『honestbee(オネストビー)』

©honestbee

子どもが体調を崩している時は、食材のお買い物に出るのも一苦労……。とくにそんな場合は、食欲のない時に食べられる食材が家に揃っておらず困ってしまうことも。

『honestbee』は、日本で最大規模のお買い物代行サービス。イオンやマルエツなどの大手スーパーから、ナショナル麻布といった輸入食材を取り扱う専門店まで、様々な店舗に対応しています。その中から、『honestbee』のコンシェルジュがお客様の代わりにお買い物をし、ご自宅など指定の場所に届けてくれるのです。

当日注文OKで、最短1時間で届けてくれるため、「子どもが体調不良で外に出られない……だけどそろそろご飯を作らないと……」そんな時の急な対応も行ってくれます。

また、コストコなどの会員になっていなくてもフードデリバリーができる、コストコの商品が買えるなど、普段でも気軽に使いたくなる要素がたくさん!

上手に利用すれば親子揃って安心できるサービスをお守りに

「子どもの体調はもちろん心配、でも仕事はもう休めない……」そんな葛藤を解消してくれる病児保育。一方では「体調不良の子どもを預けてまで働かなくても……」という意見も耳にしますが、仕事や家庭の状況は人それぞれです。安心できる環境で預かってもらっている、というプラスの気持ちで上手に利用してみましょう。

病児保育以外にも、子どもの体調不良時に役立つサービスを知っておくと、精神的にもグッと楽に過ごせますよ。

次回は『今までと同じじゃダメ!?保育園入園前の洋服選び&準備を楽にするテクニック』。以降も、復職前の心構えや準備に役立つ情報を続々お届けしていきます。

photo/PIXTA

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