梅雨時が掃除時ってホント?汚れたサッシをピカピカにする方法とは?
毎日必ず目にする場所なのに、お掃除するのを忘れがちな窓のサッシ。しかし、ホコリや土などの汚れは、放っておくとどんどん溜まって落としにくくなります。
さらに、ホコリや窓の結露によってカビが繁殖するとアレルギーの原因になることもあるんです!今回は、効果的な掃除の時期と簡単にキレイなサッシをキープする掃除方法をお教えします。
Contents
サッシの汚れの原因は?
サッシの汚れの主な原因は、外から入ってくる土やホコリに花粉、その他にも室内のホコリや糸くずなどのゴミが挙げられます。窓に結露ができる場所では、黒カビに注意が必要です。
カビを放置すると、サッシだけでなく窓やカーテン、壁などにも繁殖してしまうことがあるので早めに対処しましょう。
お掃除の最適な頻度とは?
サッシを掃除する頻度は、簡単な拭き掃除を月に1回、水で洗い流す掃除を半年に1回程度行いましょう。半年に1回念入りにお掃除をしておけば、普段のお掃除はササッと簡単にすればOK。
その念入りなお掃除にオススメの時期が、6月~7月の梅雨時なのです。この時期は花粉やPM2.5の飛散が落ち着いているので、お掃除には最適。次の念入りなお掃除は、窓の結露ができやすい冬に行うといいですね。カビに注意が必要な時期なので、汚れを残さないようしっかり掃除しましょう。
月イチでOK!簡単掃除の方法
掃除機で目立つゴミを取り除き、ウエットティッシュでサッと拭くだけで十分です。ただし、花粉やPM2.5などが多く飛散する時期は、意識して掃除の回数を増やしましょう。
汚れが溜まる前に定期的に掃除することで、掃除の手間を減らすことができますよ。
今やるべき!半年に一度の念入り掃除
毎月、簡単なお掃除をしていれば、ひどく汚れることはありません。
ただ、どんなにお手入れしていても通常のお手入れでは行き届かないサッシの隅などには、汚れが残ってしまうことも。年に2回は念入りに掃除をして、隅々まで汚れを落としておきましょう。
準備するもの
- 掃除機や小型のほうき
- 使い古した歯ブラシ
- スポンジ
- ペットボトル(水を入れたもの)
- 雑巾
掃除の方法
- 歯ブラシを使って溜まった土やホコリを掻き出して、掃除機で汚れを吸い込む
- 隅の汚れは、爪楊枝や竹串の先端に濡らしたティッシュを巻きつけて掃除する
- ペットボトルに入れておいた水で洗い流す
- 汚れがひどい時は、少量の中性洗剤を使って雑巾で拭き取る
- 水分や洗剤が残らないように、乾いた雑巾でしっかりと乾拭きする
カビが付いてしまった時の掃除方法
お掃除をしても取り切れなかった汚れを放置したままにすると、窓に結露ができる冬場や湿度の高い時期には、サッシに黒カビが発生することがあります。
黒カビは汚れと湿気をエサに繁殖し、ひどくなると室内まで広がっていきます。黒カビは通常のお掃除では落とすことができません。早めに正しい対処をすることで、カビの繁殖を防ぎましょう。
準備するもの
- 重曹
- クエン酸
- 水を入れた500mlのペットボトル
- スポンジ
- 雑巾
黒カビの除去方法
- 重曹とクエン酸を同量混ぜる
- カビに1.をまぶしてペットボトルの水を少しずつ垂らす
- 発泡したことを確認して30分程度置く
- スポンジで軽くこすってカビを落とし、水を流す
- 乾いた雑巾で乾拭きする
カビの掃除には、市販のカビ用洗剤が効果的です。ただし、カビ用洗剤を使う場合は子どもやペットが触れないように注意し、換気をしながら行いましょう。
子どもやペットがいるご家庭では、今回ご紹介した重曹とクエン酸を使う方法が安心です。泡で汚れやカビを浮かせて落とす方法なので、ひどくならないうちに対処しましょう。
掃除が面倒な時の救世主!家事代行サービス
定期的に掃除していれば、一回の掃除は簡単!とは言っても、その定期的な掃除をするのがそもそも大変ですよね。家事は掃除だけではないし、掃除だってリビングやキッチン、トイレにお風呂……全てを完璧にこなすのは至難の業。一度汚れてしまうとキレイにするのは大変で、なるべく汚れを見ないようにしてしまうことも……。
そんな時に頼りになるのが掃除のプロ。自分では掃除するのが大変な時は、家事代行サービスなどのプロに依頼するのもひとつの手。一度隅々までキレイにしてもらったら、日々の簡単なお掃除だけでキレイを保つことができちゃいますよ!
監修:鈴野寿子(家事代行サービスCaSy・お掃除研修講師)
photo/PIXTA
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