なんでいつも散らかってるの!?子供を片付け上手にするコツ3つ
「もー、こんなに散らかして!」「早く片付けなさい!」子供のいる家庭なら、毎日のように聞こえてくるママのセリフですよね。何度叱っても部屋を散らかしたままにしてしまうのは、お子さんの怠惰のせいなのでしょうか? それとも何か他に原因があるのかも……。
というわけで今回は、仕事に家事に子育てと毎日忙しい共働きママに聞いた、子供が自ら進んでお片付けするようになるコツを4つご紹介したいと思います。
【1】分別しすぎない
「以前は、『人形』『ブロック』『車』『カード』などのラベルを貼ったケースに、おもちゃを分別させていたんだけど、それが段々と苦になってきたみたいで……。おもちゃ箱をフタのない大きなボックス一つに絞ったら、ちゃんと片付けるようになった。」(31才・事務職)
ただでさえ気の進まないお片付けを、さらに苦にさせてしまうのが、「おもちゃ箱の細分化」です。きちんと分別されたおもちゃは見た目には美しいかもしれませんが、一つ一つの引き出しや箱を開け閉めする手間は、子供からすれば面倒なだけ。面倒であれば、片付けるのが億劫になってしまうのも無理はありません。おもちゃ箱は、短時間で簡単に片付けられるものを用意しましょう。
【2】おもちゃの数を減らす
「早く片付けさせるには、とにかくおもちゃの絶対数を減らすこと。むやみに買わない、もらわない、使わなくなったら処分を徹底して、常に一つのおもちゃ箱に入り切る量を保ってる。」(31才・美容関係)
お菓子についていたカード、お子様ランチについていたミニカー、UFOキャッチャーで取ったぬいぐるみなど、何となく手に入れたおもちゃで溢れてはいませんか? どうしても欲しいおもちゃは、誕生日やクリスマスに買うというルールを徹底すれば、ものを大切に心も育めそうです。
また、おもちゃ選びの際は「大きくなっても遊べるかどうか」を基準にすると良いでしょう。
【3】他の場所もキレイに
「やっぱり、私たち親が整理整頓を心掛けることが大切だと思う。私がきちんと掃除できていないにも関わらず、子供に『片付けなさい』と注意しても説得力ないし。」(33才・事務職)
確かに、リビングやキッチンが散らかった状態で、子供にだけ片付けを命じるのは不条理ですよね。どんなことでも、まずは親が手本を見せることが大切。家中がキレイに整えられていれば、お子さんも自然と、「キレイだと気持ちがいい」「片付いてないと気持ち悪い」と感じるようになるはずです。
【おわりに】
小さい頃から、「使った後は必ず片付ける」ことを習慣づけ、「部屋がキレイだと気持ちがいい」という感覚を身につけておけば、成長とともに整理整頓が上手くできるようになり、ママの負担も軽減されるはずです。頭ごなしに「片付けなさい!」と叱るのではなく、まずはお片付けしやすい部屋作りから始めてみてはいかがでしょうか?
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