念願の一人暮らし、お部屋を清潔に保つポイントは? 場所別の掃除テクも紹介
進学や就職を機に、念願の一人暮らしを開始した! という人は多いはず。
しかし、誰にも気を遣わない気ままな一人暮らしは、気楽である反面、人の目がない分部屋の掃除や片付けがおろそかになってしまいがち。
また、部屋は綺麗に保っておきたいけれど、慣れない生活でなかなか時間が取れない……という人も少なくないはずです。
どんどん散らかっていく部屋を横目に、「みんなは一体どうしてるんだろう?」とため息が出ることもしばしば。
そこで今回は、一人暮らしの掃除の頻度やコツを紹介いたします!
Contents
一人暮らしの掃除は週1でOK!? 気になる頻度と所要時間は?
まず気になるのは、一人暮らしの掃除はどのくらいの頻度でやるべき? というところ。
特に、部屋が散らかっているのにあまり掃除をしていなくて……という人は自分の掃除事情を周囲に話すことがはばかられ、なかなか人に聞けないものです。
実は、一人暮らしの掃除は週に1回、という人がほとんど。
平日は忙しくてなかなか手がつけられない、というのが理由なようです。また、仕事から帰った後、夜遅くに掃除機をかけることもできないため、休日の昼間にまとめて、という理由もあるのだそう。
今まで、毎日掃除できていない、と引け目を感じていた人もちょっと安心したのではないでしょうか。
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場所別で見るお掃除のポイント
一人暮らしは、部屋を散らかす人も自分一人、その代わり部屋を掃除したり片付けをするのも自分一人です。
場所別の掃除のポイントを押さえて、一人でも効率よくパパッと掃除を終わらせちゃいましょう!
1: リビング
一人暮らしとなると、家に人がいる時間がファミリーよりもグッと少なくなるもの。
掃除機をかけるのであれば、週に1回で十分でしょう。
ただ、休みなどが不定期で、なかなか定期的に掃除機がかけられないという人は、フローリングをワイパーで掃除したり、コロコロでソファやクッションを掃除するだけでもOK。
しかし、その場合は、週に2回ほど、暇を見つけて行うことで部屋の清潔さもグッとアップしますよ。
昼間、掃除機をかけている間に布団を干すと、掃除機で舞い上がったホコリなどが布団に舞い散ってしまうことを防ぎつつ天日干しができるのでなお◎!
2: キッチン
料理をあまりしない人であれば、あまりキッチンの汚れは気にならないものです。
しかし、料理をよくする人であれば、実はキッチンは家の中でももっとも汚れが気になる場所と言っても過言ではないかも知れません。
よくキッチンを利用する人は週に1回程度、コンロや作業スペースの拭き掃除などを行いましょう。
シンクなどは皿洗いをする際、一緒にささっと洗ってしまえば手間が省けます。
キッチンは油汚れなどもつきやすいため、掃除を怠っているとどんどん汚れが溜まっていってしまいます。料理をするたびに気になる部分をさっと拭く、などの習慣をつけておくと毎回の掃除が5分程度で済むようになりますよ。
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3: トイレ
人が部屋の中で利用頻度が高く、汚れてしまうこと必須なのがトイレ。
もちろん、使用するたびにトイレを掃除する、というのがもっとも理想ですが、なかなか毎回というのは難しいし、面倒……と思ってしまう人は多いのではないでしょうか?
そこで、一人暮らしであれば、便器に直接貼り付ける洗浄剤や給水タンクのところにポンとおく洗浄剤などがおすすめです。
便器裏などの掃除は、部屋に掃除機をかける際、一緒に磨く習慣をつけてみましょう。
最近では、磨く部分が使い捨てになっているブラシなど、なんとなくトイレ掃除は手が汚れる感じがして嫌! という人でも掃除しやすいアイテムがたくさん登場しています。
4: 浴室
掃除を怠ってしまうと、わかりやすく汚れが溜まっていってしまうのが、浴室です。
しっかりと汚れを洗い流し乾燥させておかないと、いつの間にか浴室が水垢だらけでところどころ黒カビが……なんて事態にもなりかねません。
一見労力がかかりそうな浴室掃除ですが、毎日の入浴後にさっと浴槽をスポンジを磨く習慣をつけると毎日短い時間で掃除が完了します。
特に入浴直後は、汚れも落ちやすい状態になっているのでまさに浴室掃除をするにはベストなタイミング!
ほおっておいてしまうと、どんどん掃除が大変になるので、浴室に関しては入浴するたびに、という細かい頻度で掃除を行うのが良さそうですね。
5: 洗面台
洗面台も浴室と同じく、水回りのため汚れがたまりやすい箇所です。特に蛇口の水アカなどが気になるのではないでしょうか?
まずは洗面台を使うたびに水栓金具の部分をタオルなどで拭き取るという作業をするだけで、見え方がグッと清潔になります。
また、髪の長い人などは排水溝の髪の毛をこまめに取るようにしましょう。
これをやっていればスポンジでこするなどのちょっと手間のかかる掃除は週に1回程度で十分!
細かい部分は、もう使わなくなった歯ブラシなどでこすることでスッキリ汚れを落とすことができます。
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6: 窓
体力も消耗するし、なかなか手がつけられない! という掃除の代表箇所といえばやはり窓ではないでしょうか?
特に男性よりも身長が低いことが多い女性にとっては、窓を隅から隅まで綺麗にするのは至難の業……どうしても後回しにしてしまいがちです。
そんな時に活躍するのがスクイージーというお掃除アイテム。
バケツも雑巾も使うことなく、窓拭きスプレーを窓に吹きかけてスクイージーで拭き取るだけ! これで簡単に窓がピカピカになるのです。
女性は少し持ち手の長いスクイージーを使用すると窓の上部までキレイにすることができます。
こまめにやるに越したことはありませんが、頻度としては2週間に1回ほどでも十分キレイな状態を保てますよ。
1回の掃除でどこまでやる?
一人暮らしで部屋の大きさもファミリーほど広くない、などん事情があったとしてもやはり一回の掃除でリビングもお風呂もキッチンも……と、すべてをやろうとすると、作業はもとより、掃除を始めるために自分を奮起させるのも大変!
始めるまでが大変、となってしまうと、やはり掃除する理由が薄くなってしまいがちな一人暮らしではどんどん部屋が汚れていってしまう可能性も。
一人暮らしで上手に掃除をしている人の多くは、一日集中型というより、こまめに掃除をしているようです。
しかし、先ほど「一人暮らしの掃除は週に一回でOK」といったばかりなのに! なんて感じる人も多いですよね。
そんな週1掃除の法則をできるだけ崩さずに、掃除上手になるポイントは何なのでしょうか?
一人暮らしの掃除を楽にするポイント
やはり一人暮らしは仕事に遊びに忙しいもの。
回数はできるだけ少なく、でもやっぱりキレイな部屋を保ちたい! そんな願いを叶えるためのポイントをいくつか紹介します。
1: 「週に1回」を一日に集中させない
リビングも、キッチンのコンロ周りの掃除も、トイレの便座や便器の掃除も週に1回でOK、と言いつつも、この作業を週に1回すべて同じ日に集中させてしまうと結構な時間がかかってしまいます。
しかし、一つ一つ分解すると、実はそれぞれ5分程度で終わる掃除ばかりだったりします。
リビングは日曜日、トイレは水曜日、という風に、自分の中でまずはなんとなくルールを作って場所別に掃除する日を分散させてみましょう。
リビングの掃除機がけなどは、夜にやりづらいですが、トイレやキッチン掃除などは平日の夜などでも可能ですよね。
ここでポイントなのはガチガチに決めないこと。
とりあえず、別の日に、週に1回ずつやってみよう! という気軽な気持ちで始めてみましょう。
2: 毎日のことは明日に持ち越さない!
人が行なっている、食事をする、お風呂に入る、そんな毎日のことででる汚れは、その日のうちに対処しておく習慣をつけると、週に1回の掃除もグッと楽になります。
例えば、食べたらすぐ食器を洗う、お風呂上がりにはさっと浴槽を磨く、もしそれができなけれが換気は必ず回す、などです。
もしこの毎日のことを怠ると、いざキッチンを掃除しようと思った時、溜まった食器を洗うところから始めなければいけませんし、浴室は水垢がついてしまい、浴槽磨きに時間がかかってしまいます。
毎日のちょっとした行動を習慣化することも、掃除を楽にするためのポイントです。
3: 掃除用具や洗剤のストックはこまめにチェック!
掃除用具や洗剤のチェックがなぜ掃除を楽にするの? と疑問に思う人も多いのではないでしょうか?
しかし、実はこれも重要なポイント。
掃除用具が壊れていたり、洗剤が切れていたりすると、掃除は後ででいいや……とどんどん先延ばしになってしまいます。
先延ばしすることで汚れがたまり、後々掃除が大変になってしまう原因になります。
特に使う頻度の多い食器用洗剤やスポンジなどは、こまめにチェックするようにしましょう。
消耗品なので、常にいくつかストックを持っておくと良いですね!
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一人暮らしの掃除は”狭く、短く”!
家のことはすべて一人でしなければならない上、仕事や遊びに忙しい一人暮らし。
掃除に億劫さを感じないためにも、一人暮らしの掃除は1回の掃除の範囲を狭く決めて、時間を短く終わらせるようにしましょう。
この法則を習慣化できれば、友人を招く直前に慌てて部屋を掃除するなんてことももうなくなるかも?
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